...近藤 正 二十四渡辺 公平 二十一河津 静重 二十一山田 二郎 二十三江口 新造 二十二富田 英男 二十三家村 貞治 二十三上原 武夫 二十有田祥太郎 二十一関 七郎 二十三山本 勘二 二十二この宿帳に早大山岳部員の名前が十一人そろったのはこれが最後である...
石川欣一 「針の木のいけにえ」
...こぶしの中に親指をかくしてほかの四本の指の第一関節の背をきっちりすきまなく並べてみた...
太宰治 「ロマネスク」
...このきっちり並んだ第一関節の背で自分の膝頭をとんとついてみると...
太宰治 「ロマネスク」
...次郎兵衛はつぎにその第一関節の背の皮を厚く固くすることを計画した...
太宰治 「ロマネスク」
...こゝもまた透過しなければならない一関である(蓬州和尚の雲水は語る...
種田山頭火 「其中日記」
...この思い出を書いている老書生の左手の薬指の第一関節が二十度ほど横に曲がってしまったのはその時代の記念である...
寺田寅彦 「野球時代」
...何か実体から遊離した一関係であるかのようである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...反省乃至自覚の名に於けるこの対立の統一関係に初めて...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...個人をその溶接の一関連体とする巨大なる溶鉱炉が...
中井正一 「物理的集団的性格」
...お銀様の座敷の第一関を開いた時の要領で...
中里介山 「大菩薩峠」
...自動車で一関の病院に運んで...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...写真を案内に入る――隧道(トンネル)には毒ガス健一が一関から帰ったのは...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...そうした都合で第一関はわけなくすみ...
久生十蘭 「新西遊記」
...どちらも第一関節から先を何本か切断した指の形が...
火野葦平 「花と龍」
...先端の第一関節のみ折れ曲がりて...
南方熊楠 「十二支考」
...草(くさ)喰(く)わぬ馬(うま)一関平も父の姿をさがし求めているうちに...
吉川英治 「三国志」
...十一関ヶ原へ臨(のぞ)む前に...
吉川英治 「日本名婦伝」
...ばあ!」雪(ゆき)の波止場(はとば)一関門屯所(とんしょ)の営倉の中に...
吉川英治 「松のや露八」
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