...一足飛びには面目を改めないのである...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...昨今になつて遂に一足飛をやつたやうだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...陽には磊落(らいらく)らしく見えて実は極めて狭量な神経家たる紅葉は美妙が同人に抜駈(ぬけが)けして一足飛びに名を成したのを余り快よく思わなかったらしい...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...牛飼君が内閣を組織した暁は伊勢武熊も一足飛に青雲に攀ぢて駟馬(しば)に鞭(むちう)つ事が出来る身ぢや...
内田魯庵 「貧書生」
...この階段を経ずして一足飛びには進み兼ねるけれども...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...それはブルジョア・デモクラシーというものの実現を抜きにして一足飛びに何かの大衆を考えるということにならざるを得ない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...一足飛びにこゝに至らざるも...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...一足飛びにはしょって...
野村胡堂 「胡堂百話」
...一足飛にスツ飛んで行くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...九段へ一足飛に飛んで白晝の牛ヶ淵(ふち)へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...梯子(はしご)を一足飛びに降りようとして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その絶頂から死へと一足飛びにしたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一足飛びに逃げてしまひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...眞に一足飛びに駈け付けました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...吾々は一足飛びにさういふ人間になることは出來ないが...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「受動的抵抗の理論と實行」
...この人だけは一足飛びに権門のお座敷へ招かれ...
山本笑月 「明治世相百話」
...一足飛びに都の方へ飛び出しました...
夢野久作 「白髪小僧」
...一足飛び進化「あなた方は...
蘭郁二郎 「火星の魔術師」
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