...僕は一足飛びにバスの部屋へ行き...
芥川竜之介 「歯車」
...僕は一足飛びにバスの部屋へ行き...
芥川龍之介 「歯車」
...自分は何か一足飛びな事を仕出かさねばならぬやうに焦々(いら/\)するが...
石川啄木 「葉書」
...牛飼君が内閣を組織した暁は伊勢武熊も一足飛に青雲に攀ぢて駟馬(しば)に鞭(むちう)つ事が出来る身ぢや...
内田魯庵 「貧書生」
...一足飛びにこゝに至らざるも...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...一足飛びに到着して見ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...百二十八彼女は思い切って一足飛びに飛んだ...
夏目漱石 「明暗」
...それじゃ一足飛びに十時にしてしまいましょう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一足飛びにはしょって...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「あれだツ」と思ふと一足飛びに――それを見た女は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...九段へ一足飛に飛んで白晝の牛ヶ淵(ふち)へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...出世の階段を一足飛びに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一足飛びに二階へ行きます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そして勿体振つた一足飛でのろのろと段を降つて行つた...
牧野信一 「鸚鵡のゐる部屋」
...彼からの最近の伝へに依ると彼女のサービス振りは抜群の成績で間もなく一足飛びに昇給するであらうといふことで...
牧野信一 「三田に来て」
...バッタの一足飛びや...
夢野久作 「能とは何か」
...一足飛びのいた作左衛門が喉笛(のどぶえ)狙って突き上げた手練のはやさ誤またずぐさッと刺したので...
吉川英治 「剣難女難」
...一足飛びに行かれるだろうに...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索