...しかしこの点について徹底的に一貫してはいないで...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...生活は一つの生活として一貫しているのである...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...その心遣いはヴィール夫人の亡霊の態度に始終一貫して現われていて...
デフォー Daniel Defoe 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...運動(静止)の相対性は本文を一貫して徹底した思想であり...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...甚だ首尾一貫している...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...論理的に首尾一貫している...
戸坂潤 「社会時評」
...博士の首尾一貫して変らぬ不羈独立の精神を告げて余りあるものだ...
戸坂潤 「読書法」
...論理は思想を首尾一貫して貫徹する活きたメカニズムだが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一貫してその魂に純のリリツクを所有して居るところの...
萩原朔太郎 「永遠の詩人」
...古代希臘の昔から一貫して...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...上古から自由主義と素朴主義で一貫しているのは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...すべての詩壇が一貫してきた道はそうであった...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...総ての問題を超えた奥に一貫して自分を支配する力である...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...玉鬘は今になって源氏が清い愛で一貫してくれた親切がありがたくてならなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...全国各時代の垣内現象を一貫して...
柳田國男 「垣内の話」
...シテの役は一貫してはいなかった...
柳田国男 「雪国の春」
...糞馬力(くそばりき)と糞勉強を一貫して大成したものだそうである...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...それは部将以下の平侍から足軽にいたるまでの一貫している精神だった...
吉川英治 「上杉謙信」
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