...今までの我国の歴史をつうじて一貫している事実は...
伊丹万作 「政治に関する随想」
...賭け事は一貫してホイストで...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...一貫してそういう主張を持っている...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...社会哲学は著名の哲学の大部分を一貫している...
戸坂潤 「辞典」
...現実の社会の或る種の解釈表現に際して利用しようとする現在の家族主義者達(之は今日の日本主義者達の大部分に各種の形で一貫して現われている)は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...処が現代唯物論による文芸理論も亦同じく首尾一貫して模写反映の理論だ...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...終始一貫して人民から敬慕されていた人でなかつたことは...
蜷川新 「天皇」
...旺盛な詩的情熱で一貫して居る...
萩原朔太郎 「永遠の詩人」
...上古から自由主義と素朴主義で一貫しているのは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...だいたい進歩思想家として一貫していたように思う...
平林初之輔 「黒岩涙香のこと」
...この場合にもその他の場合に於ても一貫してゐる大宅氏の誤謬は...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...私の考えは終始一貫しているが...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...また幼年期から老年期に至るまで一貫して作用する自然的法則なのであることが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...私などもそういう気持は非常に一貫してもっているのであります...
宮本百合子 「幸福について」
...みっともない事をしたくないと言うケッペキさを一貫して持っている志賀だから...
三好十郎 「恐怖の季節」
...反秀吉の意志を初めから一貫してうごかさぬ者どもだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...私が彼れの好著より引用した明白な原則を首尾一貫して固執しているとは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...形而上学でも倫理学でも宗教学でもすべて先生の独特な原理で一貫している...
和辻哲郎 「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」
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