...化合語とは、二つ以上の漢字があわさって一語を作ることです...
...経済学の一語として農業恐慌が発生すると農業の生産・販売に対する需要が減り、深刻な状況になります...
...相者の一語々々に感服したやうに首肯いて見せた...
内田魯庵 「人相見」
...一語一句をハッキリ読みあげていった...
海野十三 「人造人間事件」
...その言葉の一語一語ずつわたし自身に念を押してみる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...一語に尽きるのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...村会の夜の集合!噫(ああ)! 一語以て後日(ごじつ)に寄す」と書いた...
田山花袋 「田舎教師」
...――」ホームズは一語も発せず...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...此の一語に依て之れを察すべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...――私が結婚という一語を言ってくれていたら...
豊島与志雄 「紫の壜」
...唯この一語である...
永井壮吉 「冬日の窓」
...てごわい奴!」「あっ!」「失敗(しま)った!」この失敗った! という一語が...
中里介山 「大菩薩峠」
...一語をも發し得なつた...
長塚節 「教師」
...だが私にはそれは唯の一語も分らなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私の口から出る一語一語は...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...ラテン語の字引を一語も洩らさず暗記してしまつた少年もありました...
牧野信一 「辞書と新聞紙」
...是も前に出したユムヌの一語以外...
柳田国男 「海上の道」
...一語の沿革もまたきわめて大きな歴史を解明し得るものといえる...
柳田國男 「地名の研究」
...奇怪な謎狂少年の一語右に就て同解放治療場の監視人であった甘粕藤太氏は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...……常磐(ときわ)が腹の末の異母弟(おとうと)牛若と披露あれば、必ず兄上にも思い出して下さるであろう」と、義経は、篤(とく)と相手の胸に落ちるよう、一語一語に、心を労(つか)って述べた...
吉川英治 「源頼朝」
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