...化合語とは、二つ以上の漢字があわさって一語を作ることです...
...経済学の一語として農業恐慌が発生すると農業の生産・販売に対する需要が減り、深刻な状況になります...
...一語一語、訳文書に書き取った...
梅崎春生 「桜島」
...何も大尉さん一人で公爵をいじめていらっしゃるんではないんです」「強請(ゆすり)かな」という一語がつづいた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...此(この)一語(ご)を唱(とな)へしめ……女(をんな)は心(こゝろ)の移(うつ)る筈(はず)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...「えッ! 捕まったって? どこにいます? それでは?」「ここにいます」「ここに? どこです?」「今現に我々と一緒にいます」大佐はこの一語にカッとなって...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...静かに一語一語を離して...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その一語をあの口から聞くことができさえすれば...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...そしてその生唾こそ彼の求むる一語である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ゆっくりと一語一語力を入れて言い添えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わたしはまづ何より先にアナトールフランスが佳樹靜思の一語を思出したのである...
永井荷風 「十年振」
...僅(わず)か一語の意味にさえも...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その一語だけが、自分流に、わかった...
火野葦平 「花と龍」
...「他日必ずこれを活用するの時あらん」の一語...
穂積陳重 「法窓夜話」
...――ときには僕はその文句に「女のひとよ」という一語を自分勝手につけ加えて...
堀辰雄 「「美しかれ、悲しかれ」」
...愛(あい)ちやんは殆(ほと)んど其(そ)の一語々々(いちご/\)を聽(き)き取(と)ることが出來(でき)ませんでした...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...それだからまるまるこの一語を罷(や)めてしまわぬかぎり...
柳田国男 「木綿以前の事」
...曰く今朝風日佳、北窓過二新雨一、謝レ客開二吾秩一、山妻来有レ叙、無レ禄須二衆眷一、八口豈独処、輪鞅不レ到レ門、饑寒恐自取、願少退二其鋭一、応接雑二媚一、吾病誰※鍼、吾骨天賦予、不レ然父母国、何必解二珪※一、今而勉齷齪、無三乃欺二君父一、去矣勿レ聒レ我、方与二古人一語、星巌集を読めば彼も亦屡々貧を歌へり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...重蔵は容易に諾(だく)の一語を与えなかった...
吉川英治 「剣難女難」
...嗚呼(アア)公瑾不幸ニシテ夭亡(ヨウボウ)ス、天人倶(トモ)ニ傷(イタ)マザルハ非ズ……孔明の声は、一語一句、呉将の肺腑(はいふ)にしみた...
吉川英治 「三国志」
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