...化合語とは、二つ以上の漢字があわさって一語を作ることです...
...経済学の一語として農業恐慌が発生すると農業の生産・販売に対する需要が減り、深刻な状況になります...
...他の村人が何回足を運んでも弁護士云々の一語によって手もなく追っ払われるときいても...
犬田卯 「荒蕪地」
...夫人は彼に対して「おい」という一語すらも所持せず...
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」
...一時間とたたないうちに君たちの言ったことを一語も残さずみんな知らせたんだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...私は一語の感想も...
太宰治 「天狗」
...王さまはその一語一語に感動し...
太宰治 「ろまん燈籠」
...そして手当たりしだいに、面白かろうと、退屈しようと、よくわからなかろうと構わずに、一語もぬかさず、いくページかを読むのであった……また眠気がさしてくるまでは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ゆっくりと一語一語力を入れて言い添えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わたしはまづ何より先にアナトールフランスが佳樹靜思の一語を思出したのである...
永井荷風 「十年振」
...「あたいのお母ちゃんが殺されるよう」誰も彼も惨として一語なきところに...
中里介山 「大菩薩峠」
...然(しか)し一語(ご)も交換(かうくわん)する機會(きくわい)を有(も)たなかつた...
長塚節 「土」
...平岡は堅(かた)く唇(くちびる)を結(むす)んで代助の一語一句に耳(みゝ)を傾けた...
夏目漱石 「それから」
...しかも作者の生きてゐるうちは一語も発せぬ批評家を前にして...
北條民雄 「独語」
...一語の転向声明も断然たる階級的裏切者である...
槇村浩 「我々は牢獄で何をなすべきか」
...之を掌に指すが如し『切つても可』一語傍人を悚殺す...
八面樓(宮崎湖処子) 「泉鏡花作『外科室』」
...いつの間にかヰロリという異風な一語が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...果たして彼は、敵にも見抜かれていた通り、勅の一語に、身うごきがつかなかった...
吉川英治 「三国志」
...その御一語だけで...
吉川英治 「私本太平記」
...ぽッつり一語(ひとこと)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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