...化合語とは、二つ以上の漢字があわさって一語を作ることです...
...経済学の一語として農業恐慌が発生すると農業の生産・販売に対する需要が減り、深刻な状況になります...
...一語一語をはっきりいった...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...一語(ひとこと)だけハッキリと教えておくれ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...………「木村サン」トイウ一語ガ今夜モ彼女ノ口カラ洩レタ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...パパというあの一語...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...「あれから」というふと洩れた一語とが...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...然(しか)し一語(ご)も交換(かうくわん)する機會(きくわい)を有(も)たなかつた...
長塚節 「土」
...日本語の「調べ」という一語の中に尽きるので...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そうした青年時代の生活は実にただ「陰惨(いんさん)」という一語によって尽される...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...「わしはとてもたくさんの船で働いた」――そして彼は二十ばかりの名前を立てつづけにまるで一語のように並べた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...自分の口から出る一語一語が...
平林初之輔 「予審調書」
...ははははは」「ほほほほほ」吉里は一語(ひとこと)も発(い)わぬ...
広津柳浪 「今戸心中」
...たとえ一語一語がどんなに切れ切れでも...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...一語も発しないで歩いた...
本庄陸男 「石狩川」
...バルザックの「金がほしいから書く」とスタンダールの「たのしむために書く」の一語の裡に...
三好十郎 「恐怖の季節」
...一語數義の沒理想をばわが違へたるにあらず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...まだ二人のあひだに一語の聲もしませんでした...
吉川英治 「折々の記」
...そのまに早くも刑場の中央では、検視以下の諸役人が現われ、罪文を読み上げ、また両者の首カセを取り外(はず)させるやいな、ずかずかと首斬り役二名が、だんびら提(さ)げて側へ寄り、ただ一語、「観念!」という声の下だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...まだ一語を洩らす者もなくしんと白けたまま...
吉川英治 「宮本武蔵」
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