...彼が言いたいことは一義的ではない...
...この言葉の一義的な意味は何ですか?...
...一義的に解釈すると、その意味は明らかです...
...一義的に考えると、この問題は簡単です...
...一義的な答えが見つかるまで、もう少し時間がかかるかもしれません...
...それを持続してゆくうちに第一義的に向上することが出来るのではあるまいか...
種田山頭火 「其中日記」
...それは第一義的に云つて見たので...
田山録弥 「小説新論」
...併し一般に社会がそうであるように、群衆乃至集団の本質は、第一義的に、決して心理的乃至精神的なものに求められてはならない*...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...この結論は今まで述べて来たことによって一義的に明白であるであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...却って物体に於て第一義的に本来属する処の或るものでなければならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...さて、このプロレタリア的・マルクス主義的・社会科学の、一義的な唯一の、即ちそうした意味で客観性を有った、即ち又科学性を具えた、方法が、史的唯物論(唯物史観)であることは、今日広く大衆的に知られている処だ...
戸坂潤 「科学論」
...二点によって一義的に決定される要素之が線である...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...かくて第一義的なものは概念ではなくて之から区別され対立させられた存在(自然)である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...終局に於ては又は第一義的には...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...吾々にとっては第一義的な問題でなくてはならなかったのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この同じ現実の同じく客観的で一義的な反映によって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...すべて人はその第一義的な仕事に於て...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...身體が來るべき完全なる永遠的存在に與かるか否かは第一義的重要性をもつ問題ではなくなる...
波多野精一 「時と永遠」
...我々が一義的に見出し得るのは現象における法則であり...
三木清 「哲学入門」
...この技術的知性には神經系統の諸機能が一義的に相應してゐる...
三木清 「認識論」
...それの時間點に對して全然無關係な諸根據から一義的に一の時間點に固定されてゐるとき...
三木清 「歴史哲學」
...私にとって第一義的に意味のあること...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...それらの劇団の総意が命ずる所に第一義的に緊密に結び附いた演目の配列と言う事を指すのであるが...
三好十郎 「俳優への手紙」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??