...彼が言いたいことは一義的ではない...
...この言葉の一義的な意味は何ですか?...
...一義的に解釈すると、その意味は明らかです...
...一義的に考えると、この問題は簡単です...
...一義的な答えが見つかるまで、もう少し時間がかかるかもしれません...
...芸術の根本義である第一義的のところまで進んで行くことが出来ない...
田山録弥 「小説新論」
...決して一義的には科学的に決定出来ない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...同じく一義的で必然的な連関を見出すのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...カントが厳密科学を第一義的な問題とした充分な理由が理解されずにはいないであろう...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...常に一義的に決定し得られるべき性質を持っている...
戸坂潤 「科学方法論」
...殆んど一義的に一致したコースを踏んで発達して来ているので...
戸坂潤 「科学論」
...カントが時間及び空間を吾々に固有な性質によって与えられた表象形式でありそしてそれに特有の性質によって一義的な必然的に明白な命題が成立すると説いた事は反対すべくもない...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...併し因果的に見るということは後のものを前のものの関数を現わす法則として見ることに外ならぬのであるが思うにかかる法則は独り後のものを前のものの関数として現わすのみならず又前のものをも後のものの関数として一義的に決定するものでなければならぬ...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...批評家が作品の技術的成功不成功を説得的に且つ割合一義的に評価し得るためには...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...凡そ時間なるものが第一義的には歴史的時間などであってはならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...同じく一義的で必然的な連関を見出すのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それにも関らず直線は矢張り一義的に他の曲線と区別されるということは直線性が曲率に依存しないということを意味するのではないであろうか...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...第一義的の重要さを持たぬものも混ずるのは止むを得ないが...
中谷宇吉郎 「リチャードソン」
...常に第一義的なものと考えられてる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それは一切第一義的な欲望に変わるのだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...急に風俗小説のことを一義的に考へたりするのも...
牧野信一 「浪曼的時評」
...理性と感性とをまたこれらのものにそれぞれ一義的に屬せしめた...
三木清 「認識論」
...恋愛を人生の第一義的に夢想したり神秘視して...
吉川英治 「新書太閤記」
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