...彼が言いたいことは一義的ではない...
...この言葉の一義的な意味は何ですか?...
...一義的に解釈すると、その意味は明らかです...
...一義的に考えると、この問題は簡単です...
...一義的な答えが見つかるまで、もう少し時間がかかるかもしれません...
...第一義の問題をそのままにして置いて第二義第三義の問題に没頭するとき...
種田山頭火 「最近の感想」
...それは第一義的に云つて見たので...
田山録弥 「小説新論」
...芸術の根本義である第一義的のところまで進んで行くことが出来ない...
田山録弥 「小説新論」
...見の一義に従来慣視以上の重要義を附せんとす...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...しかるに連句の場合にはこれが本質的な第一義的の主要素であってこれを取ってしまえば連句はなくなってしまうのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...凡そ時間が第一義的には意識にぞくする筈のものだ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この連関は例えて云えば数学的直観のように一義的で必然的でなければならないのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...吾々の第一義の問題は...
戸坂潤 「性格としての空間」
...第一義に於けるひたすらなる存在そのものは...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...これでなくっちゃ乗ったような気がしない」「また夢窓国師より上等じゃないか」「ハハハハ第一義に活動しているね」「京都の電車とは大違だろう」「京都の電車か? あいつは降参だ...
夏目漱石 「虞美人草」
...心の鍛錬が第一義だ...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...この象徴性は一義的直線的である...
波多野精一 「時と永遠」
...讀む者を面白がらせるのが文章の第一義だと吉村忠雄氏又は次郎生が考へてゐるならば...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...ほかの事は先ずさておいて、第一義的に、あなたの作品と人間からホントの影響を受けたいと思って来ているんですよ...
三好十郎 「好日」
...多産と粗製とが同一義になったのは...
柳宗悦 「工藝の道」
...社交の第一義とまでに尊重して来た東洋の人々を相手とする芸術家の間に「鼻の動的表現」が問題とならぬのは...
夢野久作 「鼻の表現」
...長安を取る第一義になることである――と...
吉川英治 「三国志」
...この正道一義な従兄弟(いとこ)の性格は光秀としても四十年来...
吉川英治 「新書太閤記」
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