...彼が言いたいことは一義的ではない...
...この言葉の一義的な意味は何ですか?...
...一義的に解釈すると、その意味は明らかです...
...一義的に考えると、この問題は簡単です...
...一義的な答えが見つかるまで、もう少し時間がかかるかもしれません...
...我等が師に就いて學ぶことを要する第一義諦は...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...しかし純粋に科学の進歩という事だけを第一義とする立場からいうとこれは少しアインシュタインに気の毒なような気もする...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...見神の一義に君は到頭(とうとう)精力(せいりょく)を傾注(けいちゅう)せずに居られなくなったのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そしてこのことは一義的な客観的意味を持つことは出来ない...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...処が平角は直線性ということと一義性に結合している...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それは第一義的なものではなく...
豊島与志雄 「或る日の対話」
...一義的であり得なくなって...
中井正一 「生きている空間」
...第一義が躍然とあらわれる...
夏目漱石 「虞美人草」
...この象徴性は一義的直線的である...
波多野精一 「時と永遠」
...帝室にして能(よ)くその地位を守り幾艱難(いくかんなん)のその間にも至尊(しそん)犯(おか)すべからざるの一義を貫(つらぬ)き...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...第一義のものじゃなくなって来る...
二葉亭四迷 「私は懐疑派だ」
...これらの諸内容はかかる全體のうちに於て理解的に全く一義的に決定された位置を占めるものとして...
三木清 「歴史哲學」
...これはもう第一義務的のもので...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...君達の芸術的意慾の第一義的な現われと見てよいのである...
三好十郎 「俳優への手紙」
...なにが第一義だ」障子へ日のさしてきたのを見て...
山本周五郎 「七日七夜」
...能のヨサを第一義的に自覚するには...
夢野久作 「能とは何か」
...時遷(じせん)助け出しの一義が果たせなかったことを...
吉川英治 「新・水滸伝」
...テルは詩人の理想に生まれた第一義の人である...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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