...彼は旋盤の一端に坐り...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あれだけ多量の諷刺を通じてなおかつその思想の一端に触れることができないような...
伊丹万作 「ルネ・クレール私見」
...ヨブは十章の八節―十二節において愛の神の一端に触れしも...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...刄(は)は一端に在る事有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...広場の一端にある警察署の方へ大股(また)に歩き出した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そしてその一端に達すると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼らは今ねじまげた煙筒の金網の一端に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無雑作(むぞうさ)に梯子の一端に手をかけると...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一端に逞(たく)ましい柱があつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...歌舞のことに就いて一向知識のない私には、善くも分らないが、四十人ばかりの婦人が二つの大きな輪を作り、外の方は年の取つた人々で、其の一端には、最も年上の五十位のお婆さん連が八人、紫や紅の布を頭に卷き太鼓を持ち、他の人々は皆な四つ竹や扇子、拂子樣のものを手にしてゐる...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...あれだけ深刻な戦争の現実の一端にふれ...
宮本百合子 「歌声よ、おこれ」
...正面の床間の一端に...
横光利一 「夜の靴」
...支那気分の一端に触れたものであらう...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...附属地の一端に広大な地域を占め...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...山を出て平野の一端に来てみますと...
吉川英治 「江戸三国志」
...鯖(さば)の背のような海洋を長く区切る半島線の一端に...
吉川英治 「新書太閤記」
...お役の一端にでも立ちたい)という気持がおこり...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...境内の一端にあらわれたのは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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