例文・使い方一覧でみる「一睡もしない」の意味
スポンサーリンク...昨夜は一睡もしないで... 
種田山頭火 「其中日記」
...一晩中一睡もしないで...
豊島与志雄 「或る素描」
...殆んど一睡もしないと云っていいくらいに...
豊島与志雄 「好意」
...昨夜も一睡もしないのに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...僕はこの振り落されている箱のなかで夜どおし一睡もしない...
原民喜 「夢と人生」
...こうした見張り番たちといっしょに一睡もしないで夜を過ごすことは好むところだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...夜も昼もグレゴールはほとんど一睡もしないで過ごした...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...昨夜の如きは遂に一睡もしないでその幻影に悩まされて明かしてしまつた...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...一睡もしないために眼は凹（くぼ）み頬はこけて...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...一睡もしないことになる...
牧野信一 「Ｆ村での春」
...俺は一睡もしないで考へてゐたんだぞ...
牧野信一 「海路」
...一睡もしないうち林町へ法事に出かけ前後一週間...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...涙だけがまだ止まらずに一睡もしないで暁になった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...家に事情があって一睡もしないで一里の道を歩いて登校したからなのだ...
山之口貘 「初恋のやり直し」
...昨夜などは殆んど一睡もしない...
山本周五郎 「思い違い物語」
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