...一睡もする暇がなかった...   
...疲れているので、ちょっと一睡してから出掛けましょう...   
...朝のうちに一睡しておけば、夜更かししても大丈夫...   
...一睡して気分がすっきりした...   
...もう一睡したいけど、今日は仕事があるので我慢しなきゃ...   
...それは酒の相手を長くした爲め、疲れ切つてゐたので、一睡しなければ、何の勤めも出來ないと思つたからと云ふこと...   
岩野泡鳴  「泡鳴五部作」 
...四日三晩のあいだ全くの一睡もしなかった...   
上村松園  「健康と仕事」 
...一睡も」「それで...   
江戸川乱歩  「悪魔の紋章」 
...一睡りした真澄は非常に寒いので眼を覚した...   
田中貢太郎  「岐阜提燈」 
...それから間もなく秀雄ちゃんが高い熱を出してお腹が痛いと云い出し夜中に何遍も便所へ通う騒ぎで姉ちゃんも私も殆(ほとん)ど一睡もしませんでした...   
谷崎潤一郎  「細雪」 
...今夜はとう/\一睡もできなかつた...   
種田山頭火  「其中日記」 
...しかし一睡も出来なかつた...   
種田山頭火  「其中日記」 
...一睡してまた馬に上る...   
徳冨蘆花  「馬上三日の記」 
...その晩船長は一睡もしなかった...   
葉山嘉樹  「海に生くる人々」 
...一月十一日(水曜)一睡もしなかった...   
古川緑波  「古川ロッパ昭和日記」 
...一睡もせずに付き添ってただし...   
山本周五郎  「青べか物語」 
...一睡なされたようだが...   
吉川英治  「大岡越前」 
...つかれた者は一睡せよと...   
吉川英治  「黒田如水」 
...夜来(やらい)一睡(すい)もせぬ兵馬のため...   
吉川英治  「神州天馬侠」 
...一睡(いっすい)に入る前に...   
吉川英治  「新書太閤記」 
...そして、(ともあれ、一睡)と、やがて悲痛なあきらめの下に、陣所の寺の一房で、みじか夜の眠りについたが、さて、眠り得べくもない...   
吉川英治  「新書太閤記」 
...その一睡(すい)は無上天国そのものだった...   
吉川英治  「新・水滸伝」 
...花栄(かえい)は一睡(すい)もしていなかった...   
吉川英治  「新・水滸伝」 
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