...わざわざ一白舎へ二十銭の弁当を食ひに行つたら...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...独りで一白舎の外へ出た...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...天地の一白に凝って...
泉鏡花 「薄紅梅」
...一白水星、旅行見合せ、とある...
太宰治 「雌に就いて」
...今日の新聞の運勢欄が眼についた、かう書いてあつた、――一白の人、満山紅葉の錦を以て飾られし如く美々し、――これは美々しすぎる、そんなに美々しくなくてもよろしい、ちよい/\、ところ/″\美々しければ結構ですよ、それはとにかく、もう紅葉シーズンとなつた、見わたす山の雑木紅葉がうつくしい、石の鳥井に銀杏のかゞやき、白壁土蔵に楓の一もと、などはありふれた月並風景だけれど、さすがに捨てがたいものがある、小高い丘の雑木二三本、赤く、黄いろく、もみずつてゐるのは、たちどまつて眺めずにはゐられない...
種田山頭火 「其中日記」
...関門日々新聞の九星欄を見ると、――一白の人、紅葉の美も凋落し葉を振ひ落せし如き日――とある、これではたまらない、何とかならないものかな、もつとも、私はいつも裸木だが!山の野菊(嫁菜の類)、龍胆がうつくしかつた、ひたゝきもめづらしく可愛かつた、この小鳥を見たのは何年ぶりだらう、山柿や櫨紅葉のよいことはいふまでもない...
種田山頭火 「其中日記」
...露一白(つゆいっぱく)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一白根(しらね)入りをした宇津木兵馬は例の奈良田の湯本まで来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...幽庁彷彿占二山棲一白水青巒繞二屋西一籬破頻来隣舎犬 竹深遥聴別村鶏 詩留二残日一催二吟歩一酒送二流年一落二酔題一偶向二前川一捕二尺鯉一喜呼二鱠手一面前批嫌日々話二桑麻一野性原非二文献家一暑服五銖無二越一酒肴一種有二胡瓜一田翁患レ鼠引二沙狗一渓叟収レ魚養二水鴉一此地応須レ置二吾輩一簿書叢裡淡生涯かくの如きは運甓居に於ける...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...一白庵の名残の茶会へひっぱりだして...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...一白いらつぱ草の花が...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...一白雲(はくうん)は尽くる時無からん...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...一白馬(はくば)の姫君「ニナール...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...そうして謀叛の企てを逐一白状していると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...戦争を忘れた平和な胃薬掘りの一白痴図が潜んでいたのだ...
横光利一 「夜の靴」
...張飛卒(ちょうひそつ)一白馬は疎林(そりん)の細道を西北へ向ってまっしぐらに駆けて行った...
吉川英治 「三国志」
...神奈川追分(かながわおいわけ)一白みかけた水明りに...
吉川英治 「松のや露八」
...陽なた・陽かげ一白い踵(かかと)を浮かして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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