...彼は一点張りで、自分の意見を譲らない...
...交渉の末に、彼が一点張りすることで納得させることができた...
...一点張りすることで、彼女との関係が壊れてしまった...
...一点張りの姿勢で問題を解決することは困難だ...
...一点張りしなければ、自分の主張が通らないこともある...
......
伊藤野枝 「女絵師毒絵具を仰ぐ」
...お山に登るのッ」の一点張りだ...
田中英光 「箱根の山」
...最初のうちは存じませんの一点張りで...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...答えても「ええそうです」「そうです」との一点張りだ...
田畑修一郎 「石ころ路」
...知らぬ存ぜぬの一点張りです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...頑固一点張りの性質ときているんですとさ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...推理一点張りの人間で...
平林初之輔 「ホオムズの探偵法」
...規則の一点張り……少くとも私にはさう見えた...
平山千代子 「転校」
...たゞすまん/\あやまるの一点張り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そんな洋服一点張りで...
牧野信一 「小川の流れ」
...その質問に対する大森先輩の答えはことごとく「まだわかっていない」の一点張りであった...
武者金吉 「地震なまず」
...君女は吾々と違って洋服一点張りじゃいけないのだ...
山下利三郎 「誘拐者」
...唯物一点張りの黄金崇拝式功利道徳の顕現であった...
夢野久作 「近世快人伝」
...愚にも付かん理屈一点張りで行こうとしたり...
夢野久作 「二重心臓」
...そんなところから見ると「能」は伝統的な因襲一点張りなもので...
夢野久作 「能とは何か」
...知らぬ存ぜぬの一点張りで押し通されるかも知れませんね...
夢野久作 「一足お先に」
...もし織田勢が攻め入って来たらその時はまたそれに応じた策をとればよい」などという依然たる旧態(きゅうたい)の保守一点張りな老臣組もあったが...
吉川英治 「黒田如水」
...「留守と申せ」の一点張りで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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