...腹の中で一流の人物気取りでゐるのに...
薄田泣菫 「茶話」
...政府に於ては帝國内第一流の人物を網羅するを得たりと謂へり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...すべて一流の人物らしい貫禄(かんろく)を以(もっ)て...
太宰治 「善蔵を思う」
...むしろスペインにおいて第一流の人物たるにいずれぞや」と...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...伊藤侯は政治家としては當今第一流の人物なれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伊藤侯は政治家としては当今第一流の人物なれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...この人は幕末において第一流の人物でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...――しかも彼(か)の多々良三平君のごときは形を見て心を見ざる第一流の人物であるから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...日本からこれと交換に第一流の人物...
新渡戸稲造 「人格を認知せざる国民」
...始めに第一流の人物を交換したのでは後(あと)が六ずかしい...
新渡戸稲造 「人格を認知せざる国民」
...彼の一流の人物としての資質が...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...その子をして天下第一流の人物...
福沢諭吉 「教育の事」
...仮令(たと)いその子を天下第一流の人物...
福沢諭吉 「教育の事」
...常磐津林中(ときわずりんちゅう)などとともに第一流の人物に仲間入りをしていた彼...
正岡容 「圓朝花火」
...この哲學者が實證的歴史的研究においても第一流の人物であつたことに依るのである...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...あの男が第一流の人物ではない...
山本周五郎 「新潮記」
...世上一流の人物と見られたのも...
吉川英治 「新書太閤記」
...伯耆はやはり一流の人物たるに変りはない...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索