...雑草めい/\の花を持ち百姓お祭ちかい秋の道を掃いてゆくかつちり時間あつてゐる曇の日のドン萩の一枝に日がある曇り...
種田山頭火 「行乞記」
...白薔薇一枝を貰つてくる...
種田山頭火 「其中日記」
...お地蔵さまへもさくら一枝黎々火君になつかしい顔が若さを持つてきた四月十一日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...清元一枝会...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...カヤノが一枝切ってきて...
永井隆 「この子を残して」
...椿(つばき)の花の一枝を持っていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...うしろ鉢卷(はちま)きに山車(だし)の花(はな)一枝(し)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...(おれも、やがては、骨になって、ここに入るのじゃが、……)すでに、葬られている子供たち――夭折(ようせつ)した国子、一枝、死産児、などのことを考えた...
火野葦平 「花と龍」
...それを明治二十年(1887)三月発行の『植物学雑誌』第一巻第二号で「又同駅ヨリ三町も熱海道ヘ出タル処ニひめあすなろう一本(駅ヨリ行ク時ハ左側)アリ是モひめあすなろうナレバ別ニ面白キコトモナシトテ過行カバソレギリナリシガ其時思フニ縦令ひめあすなろうニモセヨ植物ノ散布ヲ調ブル時ノ為ニハ入用ナレバ一枝ヲ採ラント立寄リシニ葉ノ裏ニ二又ヅヽ二枚ヲ出セシモノヽ別ニ葉モ花ラシキ者モナキ寄生品ヲ見出セリ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...最後に「一枝ニ数葩」とあって...
牧野富太郎 「植物記」
...難下得二一枝一来上...
牧野富太郎 「植物記」
...一枝二枝苅るうちに...
森鴎外 「山椒大夫」
...奥方の一枝(かずゑ)さんが三番目の男の児を生んだ...
與謝野寛 「蓬生」
...一枝の黄な野菊が挿してあった...
吉川英治 「上杉謙信」
...梅の一枝をかついで...
吉川英治 「梅ちらほら」
...ただ一枝の花だけを馳走に...
吉川英治 「新書太閤記」
...蔡慶(さいけい)か」「いかにも一枝花(しか)の蔡慶だが」「わしは梁山泊の柴進だ」「げっ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「お帰りなされませ」「むむ」提(さ)げている梅の一枝に...
吉川英治 「源頼朝」
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