...日本人は一草一木を大切にする文化があります...
...彼女は自然を愛しているので、一草一木にも気を配っています...
...山歩きの際は、一草一木に触れたり、害虫を取らないように注意しましょう...
...風景写真を撮るときは、一草一木までくっきり写せるようなレンズが必要です...
...稲作においても、一草一木を大事にしているところがあるそうです...
...一木(きあぶ)これに集り...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...一木一石が八兵衛兄弟の豪奢(ごうしゃ)と才気の名残を留めておる...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...大月大佐の御催促(ごさいそく)だ」すると一木が...
海野十三 「大空魔艦」
...一木内相が人間に性慾があるのを発見したのは...
薄田泣菫 「茶話」
...一木内相は男である...
薄田泣菫 「茶話」
...ただまえに挙げた『増(ます)かがみ』のものがたりをあたまにおいてかまくらの初期ごろにここで当年の大宮人(おおみやびと)たちが四季おりおりの遊宴をもよおしたあとかとおもうと一木一石にもそぞろにこころがうごかされる...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...一木一草と雖も宇宙の生命を受けてひたすらに感謝の生活をつゝけてゐる...
種田山頭火 「一草庵日記」
...如何に精密なる参謀本部の地図でも一木一草の位置までも写したものはない...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...というのは一木男が枢府議長をやめれば...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...一木枢府議長に対して何等か手続きを取る心算はないかとか...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...示現流の使手として、斬るか、斬られるか、一挙に、勝負を決しようとする手であった――果して「やっ、やっ、やっ」一木は、つづけざまに叫ぶと、刀尖で、地をたたきつけるように、斬り刻むように、両手で、烈しく振って「ええいっ」山の空気を引裂いて、忽ち大上段に、振りかざすと、身体ぐるみ、奈良崎へ、躍りかかった...
直木三十五 「南国太平記」
...一木の顔を見ていた...
直木三十五 「南国太平記」
...所有者『万物は万人のものなり、何人の私有すべきものに非ず』この思想のいかに当然にして、しかして美しくして、しかして、いかに遠く我らの相距りたることよ!我らは何物をも持たず、げに何物をも持たず、街を歩みて何物の一つをも、これを自由にし、使用し、消費する能わず、石ころの一つにも、一木の枝にも、その所有主の名は刻さる...
西村陽吉 「遥かなる憧憬」
...一木礼二も役不足と...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ただ俳句十七字の小天地に今までは辛うじて一山一水一草一木を写し出(い)だししものを...
正岡子規 「俳人蕪村」
...この立場からは一木一石も私どもは粗末にしてはならないと考えるのでございます...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...谿の中には一木も一草も無い...
吉江喬松 「山岳美觀」
...玉堂翁のかく一木一草...
吉川英治 「折々の記」
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