...日本人は一草一木を大切にする文化があります...
...彼女は自然を愛しているので、一草一木にも気を配っています...
...山歩きの際は、一草一木に触れたり、害虫を取らないように注意しましょう...
...風景写真を撮るときは、一草一木までくっきり写せるようなレンズが必要です...
...稲作においても、一草一木を大事にしているところがあるそうです...
...涼しい若葉の梅が一木(ひとき)...
泉鏡花 「婦系図」
...社会主義と社会政策とはちがうのだし、まして勤皇といっているのに危険思想と混同するやつもあるまい」と、松村は自説を固持し、一木はまた、「いずれにしても社会主義めいた名前はよくない...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この如來形像の一木造りの殘缺も遺憾なく當時傳來の技法を示してゐる...
高村光太郎 「唐招提寺木彫如來形像」
...「一木殿、気を確に一木殿」総之丞は蹲(しゃが)んで権兵衛の肩へ手をかけて、「如何なされました」権兵衛は体をくねらすなり俯向(うつむ)きになった...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...千仭高ききり崖(ぎし)の嶺に聳たつ松一木緑の枝に寄りかゝり風の袂を振ふとき鳴く音(おと)すみて來るたづに貸さむ今宵の夢の宿...
土井晩翠 「天地有情」
...岡田首相は暗に一木枢相と金森法制局長官とを擁護したというので...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...「そうか――是非も無い」一木が...
直木三十五 「南国太平記」
...示現流の使手として、斬るか、斬られるか、一挙に、勝負を決しようとする手であった――果して「やっ、やっ、やっ」一木は、つづけざまに叫ぶと、刀尖で、地をたたきつけるように、斬り刻むように、両手で、烈しく振って「ええいっ」山の空気を引裂いて、忽ち大上段に、振りかざすと、身体ぐるみ、奈良崎へ、躍りかかった...
直木三十五 「南国太平記」
...そして、眼を剥き出し、絶望的な光を放って、一木を睨んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...一木の顔を見ていた...
直木三十五 「南国太平記」
...天然を講究する人一草一木の微(び)を知り...
正岡子規 「俳諧大要」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...為山氏は一草一木を画きて画となす事も少からねど不折君は寸大の紙にもなほ山水村落の大景を描く癖あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...第一木炭ガスがどんなに体にわるいか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこここの一木一草が...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...一木の柱の下に坐す...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一木一草といえど皆...
吉川英治 「宮本武蔵」
...先(まづ)第一木彫(きぼり)の人形か...
若松賤子 「黄金機会」
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