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スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ガリレオが公然とコペルニクスの信奉者であるということを告白しているのは太陽黒点のことを書いた一書において初めて(一六一三年)見られる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...或は師父ダミエンが生命を抛(なげう)ってモロカイ島の癩病患者を救助し死してのち彼の声名天下に轟きしや或る米国の宣教師にして神学博士なる某が一書を著(あらわ)してこの殉教者生前の名誉を破毀せんとせしがごとく...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...かつさらに復古すべからざるほどの変革を及ぼせしはおそらくはただこの一書ならん」と...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...この私的な一書翰の取扱についても...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...しかして彼は千九百〇四年更にまた Japanese Colour-Prints(『日本の彩色木板画』)なる一書を売り出せり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...『江戸名家墓所一覧』の一書を著せし老樗軒(ろうちょけん)の主人を以てまづはその鼻祖ともなすべきにや...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...これに対して「立法および法学における現時の要務」(Beruf unserer Zeit fuer Gesetzgebung und Rechtswissenschaft. 1814.)と題する一書を著わして...
穂積陳重 「法窓夜話」
...この肖像画は元岩崎家遺族から本郷の一書肆に出たもので...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...張仲景の一書を以て立論の根拠とし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...必御礼一書可差上存居候処...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...で、一書をのこして、同地を去り、悶々(もんもん)、司馬徽(しばき)が山荘に行って、事の次第を語りましたところ、水鏡(すいきょう)先生には、拙者を叱って、――汝、眼をそなえながら、人を見るに何たる不明ぞや...
吉川英治 「三国志」
...楊秋は一書をたずさえて...
吉川英治 「三国志」
...右馬介宛てに来た厳封の一書は...
吉川英治 「私本太平記」
...しずかに疑問の一書を読んでおられた...
吉川英治 「私本太平記」
...同時に妙恵のこの一書が...
吉川英治 「私本太平記」
...彼は一書をしたためた...
吉川英治 「新書太閤記」
...北朝方の手に成った「梅松論(ばいしょうろん)」という一書もあり...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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