...実生活においては見下げ果てたほど貧弱で簡単な一書生の心としいて結びつかねばならぬと思った時...
有島武郎 「或る女」
...後また文明堂といふ一書肆から四六版の册子として發行されたが...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...われらをして世に勝たしむるものはわれらの信なりと聖ヨハネはいいました(ヨハネ第一書五章四節)...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...三月三十一日金虚子先生○明治四十年四月十九日(封書)拝啓 もしや西京より御帰りにやと存じ一書奉呈致し候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...仲尼(ちゆうぢ)の智も篋中(けふちゆう)の物を知る能はず云々」の句のある一書を菅公に呈して...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...おうしうせんそう※土井英一書之 十歳大正參年六月二十八日よりはじまつたおうしうせんそうが...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...前夜恋人(こいびと)の父から絶縁の一書を送られて血を吐く思の胸を抱いて師団の中尉寄生木(やどりぎ)の篠原良平が見物に立まじったも此春光台であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ピエール・ロチは欧洲人が多年土耳古を敵視し絶えずその領土を蚕食(さんしょく)しつつある事を痛嘆して『苦悩する土耳古』と題する一書を著(あらわ)し悲痛の辞を連ねている...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...ただこの一書を遺す...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...私が衷心より尊敬するラナアクのオウイン氏は最近『新社会観』A New View of Society. と題する一書を著したが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...大御所家康公(おおごしょいえやすこう)の御一書を携(たずさ)えて...
吉川英治 「剣の四君子」
...隆中に鍬(くわ)を持ち読み齧(かじ)れる白面の一書生が...
吉川英治 「三国志」
...……?」「御意(ぎょい)にござりまする」一人が頸にかけていた革苞(かわづと)から一書を取出して...
吉川英治 「私本太平記」
...一書を認(したた)めておいたから...
吉川英治 「新書太閤記」
...寧子(ねね)が一書をしたため送ったのが...
吉川英治 「新書太閤記」
...と見えるのもあるし、また一書には、小川佐平次祐忠の内の者これを討つとも誌(しる)されている...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼は一書をしたためた...
吉川英治 「新書太閤記」
...また奥州の金商人吉次(一書ニハ五条橘次末春(きつじすえはる))という人間の素姓も不明である...
吉川英治 「随筆 新平家」
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