...すると御廊下が一曲り曲つて...
芥川龍之介 「地獄変」
...すると御廊下が一曲り曲つて...
芥川龍之介 「地獄變」
...墓地の所を一曲りすると小さな寺の門に出た...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...一曲りする毎に、その明るさが増す...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...一曲りずつ下りるにつれて...
鈴木三重吉 「千鳥」
...廊下を一曲りすると...
豊島与志雄 「擬体」
...廊下を一曲り曲ったと思ったら...
夏目漱石 「明暗」
...其の脈は一曲りして至佛山に續いてゐるが...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...一曲り曲つた向うには...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...「マア……キレイ……お月様……」老婦人が指(ゆびさ)す方を見ると又も一曲りした列車の後尾に...
夢野久作 「人間レコード」
...廊下を一曲りした処の空(あき)部屋に僕を連れ込んで...
夢野久作 「焦点を合せる」
...往来へ出るや否や左へ一曲り...
夢野久作 「名君忠之」
...振顧(ふりかえ)ると影が見える――すぐ一曲り上の道に...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索