例文・使い方一覧でみる「一旦那」の意味

...第一旦那（だんな）を知ってる者あねえから...   
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...三一旦那から再度の御吟味を仰せつかった時にテレてしまいますでな...   
中里介山 「大菩薩峠」

...「貴様の贔屓を受けている三一旦那とやらは...   
中里介山 「大菩薩峠」

...「三一旦那、当時舶来、エレキ屋の三一旦那！　大したもんでげす、商業界きってのお大尽でげす」「貴様にとっちゃ旦那かお大尽か知らないが、その歌のザマは何だ、そんなものが、人に見せられるか、人を愚弄（ぐろう）するにも程のあったもんだ」「イケやせんか、なっとりゃせんか、和歌の法則から申しますと」「馬鹿、和歌も詩歌もあるものか、そんなものを、よく人中へ出したもんだ、こっちへよこせ、揉（も）みくちゃにして火鉢にくべてやる」「じょ、じょうだんでげしょう、ドル旦のお大尽のお墨附！　愚拙が家の家宝――何とあそばします」神尾の余憤は容易に去らない...   
中里介山 「大菩薩峠」

...もたらしたその三一旦那（さんぴんだんな）の歌というやつが...   
中里介山 「大菩薩峠」

...三一旦那なるものは...   
中里介山 「大菩薩峠」

...上田知一旦那が先に行ってゝ...   
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

「一旦那」の書き方・書き順

いろんなフォントで「一旦那」

ランダム例文：
重苦しい空気   掠   身を切られるように  

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