...十一月十一日晴、時雨、――初霰、滞在、宿は同前...
種田山頭火 「行乞記」
...もろ/\のものがひそんでゐることよ!・旅は雀もなつかしい声に眼ざめて・落葉うづたかく御仏ゐます・行き暮れて水の音ある十二月十一日晴...
種田山頭火 「行乞記」
...四月十一日晴后曇...
種田山頭火 「行乞記」
...四月廿一日晴、申分なし、行程三里、入雲洞房、申分なし...
種田山頭火 「行乞記」
...十二月十一日晴れたり...
種田山頭火 「其中日記」
...それはしたしい落葉鳴らして(友に)・みんないんでしまへばとつぷりと暮れる冬木・ふけてひとりの水のうまさを腹いつぱい一月十一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...一月三十一日晴曇...
種田山頭火 「其中日記」
...・干しならべておもひでの衣裳が赤く青く山からけふは街の人ごみにまじらう・地べたとぶてふてふとなり秋風・誰かやつてくる足音が落葉・秋のゆふべのほどよう燃えるほのほ十月一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...三月廿一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...八月十一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...天青地白(ちちこぐさ)十二月十一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...一月一日晴――曇...
種田山頭火 「其中日記」
...┌ミヅカラ△自│└オノヅカラ二月一日晴曇...
種田山頭火 「其中日記」
...三月廿一日晴――曇...
種田山頭火 「其中日記」
...――よか/\!七月十一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...(向ひの)(裏の)・飢(餓鬼)別れた妻の動静(再会)戯作一首いくたびかやめんと誓ひいくたびか死なうと思ひアル中になる八月廿一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...林五君に・くもりおもたくつひのわかれか名古屋駅夜もなく昼もない地下室の人々車中うらうらここはどこだらう・おべんたうはおむすびをわけてたべておわかれ春風の汽車が汽車を追ひ抜く・関ヶ原は青葉若葉がせまるとトンネル・琵琶湖(ウミ)はまさに春こまやかなさざなみ・初夏のそよそよコンパクトにほふ暮れゆくビルのたかくも飛ぶは何鳥・街のゆうぐれ猫鳴いて逢ひに来たゆく春の夜の水のんで寝た五月十一日晴――曇...
種田山頭火 「旅日記」
...“粒々皆是菩薩”荒地の痩米の生命力七月三十一日晴――曇...
種田山頭火 「松山日記」
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