...一日の長い旅の疲れが取れた...
...あの人は一日の長がありそうだ...
...この作業には一日の長がかかりそうだ...
...一日の長を越してやっと完成した...
...明日は一日の長があるが、がんばりたい...
...一日の長がある事は事実だつた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...美妙は一歩を先んじて乗出した一日の長を頼んでいたに相違なく...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...著作の経験上一日の長ある先輩の教えを聞くは珍らしくない...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...而(しか)して文明の程度に於て日本は支那に対し一日の長あるゆえんを以て...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...正札販売において一日の長があったからであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...仏教の教義問題では一日の長を誇ることが出来るのである...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...措辞の上に一日の長あれば喜んでこれを採る...
高浜虚子 「俳句への道」
...山田君に一日の長があり...
辰野隆 「書狼書豚」
...云うまでもなく日本には一日の長がある...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...政治に於て一日の長あること何人も疑はざる所なり而も侯は前後共に此二大政治家の持て余ましたる難局に当りて敢て怪まざるは奇なりと謂ふべし進歩派の領袖大石正巳氏の如きは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...学堂実に一日の長ある如し余は彼れを以て未だ経国の大才なりと認むる能はず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...君よりは一日の長があるか知れん...
中里介山 「大菩薩峠」
...演奏はカペエに一日の長があり(コロムビアS一〇九三―七)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...父母の大病に一日の長命を祈るものに異(こと)ならず...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...果して予に一日の長あらんか...
正岡子規 「俳句の初歩」
...一日を過ぎれば一日の長を得て居る...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...彼が一日の長を持っていた...
吉川英治 「三国志」
...どこかに一日の長もあるように存じますれば」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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