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饗庭篁村 「木曾道中記」
...一文なしになることなんかもはや不感症以上で...
犬田卯 「沼畔小話集」
...ナオミは一文なしの癖に...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...砥用屋(四〇・中)まつたく一文なしだ...
種田山頭火 「行乞記」
...そして今日まで一文なしで暮らしてきたのである(米とか味噌とは(マヽ)別にして)...
種田山頭火 「其中日記」
...文字通り一文なし...
種田山頭火 「旅日記」
...一文なしのバクチきちがいといったざまです...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...お前たちは一文なしになる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一文なしの女を娶(めと)るなら彼も一文なしになるがいい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一文なしで出かけて行ってみよう...
中里介山 「大菩薩峠」
...お孃樣をお困らせするやうなことはないでせう」上總屋が一文なしと決れば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一文なしで何処まで行くの...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...弥八 一文なしと聞いちゃ...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...いまのやうな一文なしになつてしまつて...
林芙美子 「朝夕」
...お互ひの一文なしがさせるわざなのか...
林芙美子 「朝夕」
...そしてその婿さんに一文なしにさせられたというわけでしたろう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ギリギリの一文なしよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一文なしではじめたところが...
柳田国男 「故郷七十年」
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