...彼の空想の魔杖の一振りに...
有島武郎 「星座」
...」火星人は腕の一振りでそれに応えた...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「西洋科学は素晴らしい」
...私は手を一振りして客間へ出て行った...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...別の幸福な奴隷には片手の一振りを与えながら...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...腕を一振りすれば...
豊島与志雄 「水甕」
...一人の百姓の頭の一振りからナポレオンの破滅は生じきたったとも言い得るであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あの下を見たまえ」と例の桜の杖を左から右へかけて一振りに振り廻す...
夏目漱石 「虞美人草」
...魔法の杖の最後の一振りがどんな方法で可能となったのかもさっぱり分からなかった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...金さんじゃなあ」紫の袋につつんだ一振りの小刀を...
火野葦平 「花と龍」
...手を一振りすると...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...あの一振りであの時だつて僕の腕は抜けかゝつたではないか――といふ事を私は云つたが...
牧野信一 「バラルダ物語」
...ビューと一振り振って...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...大小の木太刀を掴んで一振り二振り...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...またも一振り二振りと...
吉川英治 「三国志」
...業刀(わざもの)らしい見事な一振りを横たえてもいる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一振りふってねじ倒すつもりだったが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ヒュッと、一振り、水を切って、刑吏は郁次郎のうしろへ廻った...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...渦まき髪をさっと一振りゆすりあげると...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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