...シャベルや鉄棒の一振りごとに歌を歌うことを観察した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...豊かな捲髪(まきげ)を一振(ひとふ)りして...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...「この第一振出為替手形一覧後三日以内に...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...頭を軽く一振りして云った...
豊島与志雄 「人の国」
...ハズミをつけて一振り振って投げました...
中里介山 「大菩薩峠」
...一振り振って振り飛ばそうとしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...これも最初の形で左の掌で軽小に一振り...
中里介山 「大菩薩峠」
...最後の運命を匕首一振に賭けて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ウージェーヌは魔法の杖を一振りしたことになるのだが...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...鞭を一振りすると同時に...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...思わずその手を一振り振りますと...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...太刀一振(ひとふり)...
南方熊楠 「十二支考」
...波平行安作刀一振を賜ふ」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...感状と剣一振(ひとふ)りとが直ちに届けられてきた...
吉川英治 「三国志」
...一振り横に振って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その内懐(うちぶところ)へは鋭利な短剣一振りを秘(かく)していた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ヒュッと、一振り、水を切って、刑吏は郁次郎のうしろへ廻った...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...渦まき髪をさっと一振りゆすりあげると...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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