...一瞬のうちに一抹の火焔となって燃え尽してしまったのである...
海野十三 「雷」
...一抹の不満の色が低迷している...
海野十三 「共軛回転弾」
...客がそれらを払いのけて一人を選べば他の者等は直ちにけろりとして一抹の未練気も示さない...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...だから俺にも一抹の疑念が起ろうじゃないか...
豊島与志雄 「囚われ人」
...村落駅々から送られて出る光景には慥(たし)かに一抹の哀々たる人間的離愁がただよっていないという事はない...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...芦名兵三郎の上に一抹の疑いを掛けて居るのでしょうか...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...吾に一抹の悔も残らざらむ...
牧野信一 「青白き公園」
...極めておだやかなうちに一抹の苦みをもって...
「おもかげ」
...恐るる者にもなお一抹の希望を残せよかし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ぼくらの結婚に一抹の不安を持っていたことなどおもい出すのである...
山之口貘 「沖縄帰郷始末記」
...まだ一抹の叙情を残しているのはここだけだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...その末に微かながら長白山が一抹の青黛を覗かせてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一抹の不安を持ったことは否めない...
吉川英治 「三国志」
...なおまだ一抹の不安を残しおられているに違いありません...
吉川英治 「三国志」
...どうしたことか」と、やがてはまた、一抹の不安と、時たつほど、重たい焦慮(しょうりょ)になっていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...切腹に処すがよい)と云う一抹の情味もあったからである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...たれもが一抹の哀憐と同情をひかれ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...薄々は一抹の気懸りを抱いていたものとみえて...
吉川英治 「夕顔の門」
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