...ハンカチを一折にするとポケットに入る...
...紙を一折に折る技術がある...
...明日の準備は一折で済ませた方がいいかもしれない...
...パンフレットを一折にして配布することもできる...
...シンプルな折り方で、一折で作れる折り紙がある...
...一万枚が一折(ひとおり)...
泉鏡花 「海神別荘」
...にぎりずしが一折(おり)と...
海野十三 「爆薬の花籠」
...或時(あるとき)故人(こじん)鵬斎先生(ばうさいせんせい)より菓子一折(をり)を贈(おく)れり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...一折の菓子にすらずいぶん割高な値段をつけねば引き合わぬし...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...あるかないか當てにならない宿を求めて歩きはるのでは第一折角保養に來た本來の目的に合はない...
寺田寅彦 「伊香保」
...母へ羊羹を一折買い...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...一折帰来便不鮮...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...一折為二桜樹最多処一...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...去歳(こぞ)の冬江戸庵主人画帖(がじょう)一折(ひとおり)携(たずさ)へ来(きた)られ是非にも何か絵をかき句を題せよとせめ給ひければ我止む事を得ず机の側にありける桐の丸火鉢(まるひばち)を見てその形を写しけるが...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...聞きたければ鰹節(かつぶし)の一折(ひとおり)も持って習いにくるがいい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ビワ一折届けて来た...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...橘から菓子一折届く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一折食ってしまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一折りずつひろげると...
本庄陸男 「石狩川」
...林町からお祝にお魚を一折送ってよこしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一折岩半之助が江戸から着任した...
山本周五郎 「半之助祝言」
...饅頭一折――大きな折に入れてな...
吉川英治 「新書太閤記」
...一折(ひとおり)のまんじゅうを持って...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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