例文・使い方一覧でみる「一心に」の意味


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...一心になるのが莫迦臭いやうな氣がして...   一心になるのが莫迦臭いやうな氣がしての読み方
石川啄木 「葉書」

...私は耳をすまして聞いてやろうと確かに一心になってはいたけれども...   私は耳をすまして聞いてやろうと確かに一心になってはいたけれどもの読み方
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」

...寒い空に風の吹く砂塵(さじん)の道を一心になって...   寒い空に風の吹く砂塵の道を一心になっての読み方
近松秋江 「狂乱」

...一心になっている...   一心になっているの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...一心に工夫してかけたり解いたりしていた...   一心に工夫してかけたり解いたりしていたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...一心にその町一杯の火の光を見詰めたまま...   一心にその町一杯の火の光を見詰めたままの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...一心に工夫を凝(こ)らしはじめました...   一心に工夫を凝らしはじめましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...凌霄のやうだと思ひながら復た女を見ると此度は四本の指を前へ向けて勾欄へ兩手を掛けて一心に燒木杙を見おろして居る...   凌霄のやうだと思ひながら復た女を見ると此度は四本の指を前へ向けて勾欄へ兩手を掛けて一心に燒木杙を見おろして居るの読み方
長塚節 「佐渡が島」

...少しうなだれて何か一心に為(し)ていたところ...   少しうなだれて何か一心に為ていたところの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...何だか懐かしいような気がしてなおも一心に見ていると...   何だか懐かしいような気がしてなおも一心に見ているとの読み方
夢野久作 「猿小僧」

...深い息づかい、濡(ぬ)れた脣(くちびる)、「自然」はまっ暗闇の中に這(は)いつくばって、一心に、秘密の物のけはいを偵察していたのだ...   深い息づかい、濡れた脣、「自然」はまっ暗闇の中に這いつくばって、一心に、秘密の物のけはいを偵察していたのだの読み方
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」

...一心に毛糸のジヤケツを編んでゐた...   一心に毛糸のジヤケツを編んでゐたの読み方
牧野信一 「熱い風」

...心では光子ばかりを相手にしながら態度だけ一心に舞台を眺めてゐる自分の腹には矢張り光子を遠回しに脅迫してゐる心のあるやうな気がした...   心では光子ばかりを相手にしながら態度だけ一心に舞台を眺めてゐる自分の腹には矢張り光子を遠回しに脅迫してゐる心のあるやうな気がしたの読み方
牧野信一 「若い作家と蠅」

...裏からお絹の舞台を一心に見ているところ...   裏からお絹の舞台を一心に見ているところの読み方
宮本百合子 「気むずかしやの見物」

...わたくしが一心に見たい見たいと思ふ念が屆いたといふものでせうか...   わたくしが一心に見たい見たいと思ふ念が屆いたといふものでせうかの読み方
森林太郎 「身上話」

...一心に耳を澄ましていると...   一心に耳を澄ましているとの読み方
夢野久作 「支那米の袋」

...老人の鍬が空(あ)くのを一心に待ち構えているのは何故か……...   老人の鍬が空くのを一心に待ち構えているのは何故か……の読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...遂に届いた一心に対して...   遂に届いた一心に対しての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「一心に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「一心に」

「一心に」の英語の意味


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