...劇場での演劇の一幕物が人気だ...
...最近は大河ドラマよりも一幕物の方が興味深い...
...彼女は一幕物の演出家として有名です...
...学生劇団が一幕物の作品を上演する予定です...
...一幕物は時間的にも観客にとっても手軽で良い傾向にある...
...徳川時代の名高い役者を主人公にした一幕物だつた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...一番目の『積(つも)る怨切子燈籠(うらみきりこどうろう)』という半世話物の仇討劇(あだうちげき)も二番目の何とか太平記といった大塔宮(だいとうのみや)の吉野落(よしのおち)を材とした一幕物も皆水蔭の書卸(かきおろ)しであった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...3.彼の本當の專門は一幕物である...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...彼はその一幕物を十五種も書いた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...或る郷土の雜誌に發表した「奪ひ合ひ」といふ一幕物は...
太宰治 「思ひ出」
...その大劇作家はただ一幕物を一つ作ったのみだと知って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかもその一幕物が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...浅草の劇場では以上述べたようなジャズ舞踊の外に必ず一幕物が演ぜられている...
永井荷風 「裸体談義」
...毒悪なのはよくないと思って一幕物にしておいた」「なるほど」「まず道具立てから話すが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...曉風の靜まる迄一睡もなし能はざりし其の夜わが腦裡に成りし一幕物なり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...外には絶板になっているのと雑誌に出た一幕物(ひとまくもの)と二つあるばかりです...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...同じ足ならしの一幕物若干が成ったのみで...
森鴎外 「なかじきり」
...わたくしはそれを一幕物に書きたいと弟に言つた...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...わたくしは昔手に取つた儘で棄てた一幕物の企を...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...三つの一幕物を置いて来た...
山本周五郎 「青べか日記」
...「いったい誰が馬鹿だ」という一幕物なんぞおれは今でも忘れることができない...
山本周五郎 「陽気な客」
...するとそこに「いったい誰が馬鹿だ」という一幕物の戯曲が載っているのをみつけたんだ...
山本周五郎 「陽気な客」
...独立せる一幕物のごとくにして選ばれる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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