...私の一家言は健康的な食事です...
...彼は政治に対する一家言を持っている...
...あなたの一家言は何ですか?...
...彼女はファッションに詳しく、その分野において一家言を持っている...
...彼はビジネスの世界において一家言を持っている...
...僕にも一家言がある...
辰野隆 「書狼書豚」
...◎俳句の将来についての一家言――俳句は畢竟階級的なものではありえない...
種田山頭火 「其中日記」
...一家言を為さんと欲す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...支那では之を一家言と申しまして...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...南北の書派の議論は阮元の一家言で...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...之によつて一家言を立て...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...さうしてそれを書きました時は、一家言として、自分の一己の主張があつて書いたのであります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...いろいろのものを集めて一纏めにして自分の一家言を作るのであると云つて居る...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...一家言(いっかげん)をたてるものも...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...カキツバタ一家言花がつみまじりにさけるかきつばたたれしめさして衣にするらん 公実狩人の衣するてふかきつばた花さくときになりぞしにけり 基俊カキツバタは誰れもよく知っているアヤメ科イリス(Iris)属の一種であって lris laevigata Fisch. の学名を有する...
牧野富太郎 「植物記」
...志ん生の噺にたいする一家言はなかなか鋭角的で...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...一家言の表現は學問ではない...
矢田部達郎 「心理學」
...『古事類苑』に引用した松岡玄達の『本草一家言』には...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...矢祭を特に上品の習慣らしくいうのは故実家の一家言である...
柳田國男 「地名の研究」
...それからなにやら一家言めいたことを述べて...
山本周五郎 「百足ちがい」
...人或は著者の一家言なりやともするであらうが...
吉川英治 「折々の記」
...純文藝派の正宗氏、近松氏などの大衆文藝批評も、一家言として、傾聽の値はあるが、ああした高きから低きを見るやうな、純文學概念などは、この際、もう昨日の聲、をととひの聲だ...
吉川英治 「折々の記」
...一家言(いっかげん)として聞いてもいい...
吉川英治 「増長天王」
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