...私の一家言は健康的な食事です...
...彼は政治に対する一家言を持っている...
...あなたの一家言は何ですか?...
...彼女はファッションに詳しく、その分野において一家言を持っている...
...彼はビジネスの世界において一家言を持っている...
...◎俳句の将来についての一家言――俳句は畢竟階級的なものではありえない...
種田山頭火 「其中日記」
...南北の書派の議論は阮元の一家言で...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...之によつて一家言を立て...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...兵書は兵家の如く一家言をなしたものでなくして...
内藤湖南 「支那目録學」
...谷川龍山といふ人が「左國易一家言」といふ本を作つた位であり...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...ソハ余ガ一家言トシテ宥シ給ヒネ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...常に一家言の批評を持つてた...
萩原朔太郎 「追憶」
...一家言(いっかげん)をたてるものも...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...そんな事について一家言をもてるほど...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...志ん生の噺にたいする一家言はなかなか鋭角的で...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...勿論これは僕の一家言だ...
三好十郎 「好日」
...要するに一家言である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曰(いわ)く本私刑史、曰く支那刑法史、曰く経子(けいし)一家言、曰く周易一家言、曰く読書五十年、この五部の書が即ちこれである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それからなにやら一家言めいたことを述べて...
山本周五郎 「百足ちがい」
...兵学家の一家言(かげん)なども...
吉川英治 「上杉謙信」
...人或は著者の一家言なりやともするであらうが...
吉川英治 「折々の記」
...純文藝派の正宗氏、近松氏などの大衆文藝批評も、一家言として、傾聽の値はあるが、ああした高きから低きを見るやうな、純文學概念などは、この際、もう昨日の聲、をととひの聲だ...
吉川英治 「折々の記」
...何につけてもめいめい小うるさい一家言をもちだすものだし...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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