...私の一家言は健康的な食事です...
...彼は政治に対する一家言を持っている...
...あなたの一家言は何ですか?...
...彼女はファッションに詳しく、その分野において一家言を持っている...
...彼はビジネスの世界において一家言を持っている...
...僕にも一家言がある...
辰野隆 「書狼書豚」
...一家言を為さんと欲す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...さうしてそれを書きました時は、一家言として、自分の一己の主張があつて書いたのであります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...兵書は兵家の如く一家言をなしたものでなくして...
内藤湖南 「支那目録學」
...何でも一家言をもち...
中井正一 「脱出と回帰」
...ソハ余ガ一家言トシテ宥シ給ヒネ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...常に一家言の批評を持つてた...
萩原朔太郎 「追憶」
...そんな事について一家言をもてるほど...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...志ん生の噺にたいする一家言はなかなか鋭角的で...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...しかれどもこれ一家言(いっかげん)のみ...
正岡子規 「俳諧大要」
...勿論これは僕の一家言だ...
三好十郎 「好日」
...曰(いわ)く本私刑史、曰く支那刑法史、曰く経子(けいし)一家言、曰く周易一家言、曰く読書五十年、この五部の書が即ちこれである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『古事類苑』に引用した松岡玄達の『本草一家言』には...
柳田國男 「アテヌキという地名」
...矢祭を特に上品の習慣らしくいうのは故実家の一家言である...
柳田國男 「地名の研究」
...それからなにやら一家言めいたことを述べて...
山本周五郎 「百足ちがい」
...人或は著者の一家言なりやともするであらうが...
吉川英治 「折々の記」
...純文藝派の正宗氏、近松氏などの大衆文藝批評も、一家言として、傾聽の値はあるが、ああした高きから低きを見るやうな、純文學概念などは、この際、もう昨日の聲、をととひの聲だ...
吉川英治 「折々の記」
...何につけてもめいめい小うるさい一家言をもちだすものだし...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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