...するとまっ先に一家の老若(ろうにゃく)が...
芥川龍之介 「疑惑」
...この一家のわたしの知っている唯一の生存者で...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...五六年前に瘟疫(はやりやまい)で一家の者が死に絶えて...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...「俺(わし)の一家の若い連中と一緒に歩いたことがなかったかね...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...又一家の信條と一貫の理想とを有する政治家なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...何んなに楽しいであろう?)自分の一家の運命と較べて...
直木三十五 「南国太平記」
...一家の主婦は監獄の囚人(めしうど)に異ならず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...眼に経済書を見て一家の産を営むを知らず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...自然祖母が一家の実権を握っていた...
二葉亭四迷 「平凡」
...仮に一家の名誉と財産があなたにゆだねられたとして...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...その後妻は一家の權力を握つて横暴の振舞ひが多く...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...譬(たと)えば一家の主人が黙って物を考えて何か浮かない顔をしていたら妻君が心配して貴郎(あなた)どうかなさいましたかと尋ねるだろう...
村井弦斎 「食道楽」
...そして八月九日は必ずしも霞亭一家の江戸に著いた日とはせられない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしはある日香以が一家の墓を訪おうと思って...
森鴎外 「細木香以」
...安部一家の年産額...
柳宗悦 「和紙十年」
...尚男(しょうだん)一家の悲惨なる遭難始末とともに...
柳田国男 「海上の道」
...「万三郎さんがいらしったからですわ」二人つな一家のようすがわかったらすぐに来る...
山本周五郎 「風流太平記」
...……一国の政法も、一家の家訓も、まず似たようなものではあるまいか」「おそれ入りました...
吉川英治 「三国志」
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