...住まいも一定しているはずはなかった...
江戸川乱歩 「影男」
...パンの価格を一定して...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...一定していないようであった...
太宰治 「花火」
...厳として一定しているが...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...隋書經籍志に至つて始めて四部の分け方に一定して...
内藤湖南 「支那目録學」
...この賄賂は多きを要しないで一定していた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...また浮ぶ高さも種類によってほぼ一定しているのであって...
中谷宇吉郎 「雪」
...決して未だ一定してはいない...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...それが一定しているという意味であります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...そのうち子爵は相手の時間が一定しているのに気付きます...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...徳川政府にて昌平館の學風を朱子學と一定してより...
福沢諭吉 「帝室論」
...最初よりずつと一定してゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...平常は漁場によって漁獲物の種類が大体一定しているが...
武者金吉 「地震なまず」
...それを食べる時間も毎日一定して親たちが監督する事も出来る...
村井弦斎 「食道楽」
...それは一定していない...
柳田国男 「年中行事覚書」
...一定しているようでありながら一定していないんだ...
山本周五郎 「陽気な客」
...刀とか扇とかを棄てる場合は一定しているから...
夢野久作 「能とは何か」
...この歌集あたりから私の詠風といふ樣なものがほぼ一定して來たのではないかと考へらるゝ所がある...
若山牧水 「樹木とその葉」
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