...それぞれの種類ではこれらが一定しているのです...
石原純 「グレゴール・メンデル」
...パンの価格を一定して...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...一定していないようであった...
太宰治 「花火」
...『やあ! 一人かね?』これに対する応答も約束(コウド)により一定している...
谷譲次 「踊る地平線」
...従って歴史の資料が一定していない...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...どう動きどう変化するかの道すじが一定していないものであるし...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...一言で云うならば事物の性格は――意識的にか無意識的にか――取り違えられるであろう(元来事物の性格は――その理解は――歴史的条件に基いて時代々々によって必然的に一定している...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...この言葉が専門家達の術語として一定していないということを云おうと欲したのではない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...――そして日常語の常として――一定していないことを指摘したかったのである...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...その限り空間の問題は一定していなければならないように思われるのも亦自然であるであろう...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...厳として一定しているが...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...本の一定してゐなかつたのを一定し...
内藤湖南 「支那目録學」
...また浮ぶ高さも種類によってほぼ一定しているのであって...
中谷宇吉郎 「雪」
...それが一定しているという意味であります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...年齢層もほぼ一定している...
山川方夫 「お守り」
...刀とか扇とかを棄てる場合は一定しているから...
夢野久作 「能とは何か」
...平生持歩く七つ道具は彼(か)の棚と此(この)卓とに一定して置かれてあるので...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...また章句の順序も一定していない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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