...それぞれの種類ではこれらが一定しているのです...
石原純 「グレゴール・メンデル」
...どう動きどう変化するかの道すじが一定していないものであるし...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...同じ目的地に達するのでも道筋の取り方は必ずしも一定していない...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...理想的に云って一定していなければならない一定の手懸りがある...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...隋書經籍志に至つて始めて四部の分け方に一定して...
内藤湖南 「支那目録學」
...是は染色は一定して居つて...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...決して未だ一定してはいない...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...そういう意味において一定しているのではなく...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...おおかた一定しています...
羽仁もと子 「女中訓」
...又会いますと――会う場所は一定しておりませんでした――同じようなことを申します...
浜尾四郎 「死者の権利」
...これを心が相当時間安定に一定して保持することは困難である...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...最初よりずつと一定してゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...尺度そのものは一定しているからです...
三好十郎 「恐怖の季節」
...それは一定していない...
柳田国男 「年中行事覚書」
...一定しているようでありながら一定していないんだ...
山本周五郎 「陽気な客」
...平生持歩く七つ道具は彼(か)の棚と此(この)卓とに一定して置かれてあるので...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...大体その大きさは一定しているだろう...
蘭郁二郎 「地図にない島」
...この歌集あたりから私の詠風といふ樣なものがほぼ一定して來たのではないかと考へらるゝ所がある...
若山牧水 「樹木とその葉」
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