...此書名によつて一定したのである...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...この盆踊りには昔から一定した服裝があつた...
田畑修一郎 「盆踊り」
...茲には決して一定した同一の空間の問題の形態はないように見える...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...すでに一定した輪郭の下に...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...チャンと一定した夫々にユニックな意味表象を持っているからだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...こうした各種の諸「技術」の間の何の一定した体統関係も殆んど全く与えられていないのであって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一定した近代生活の事相が出て來る...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...一定したものだと思うと大きに違う...
中里介山 「大菩薩峠」
...ところが先生から世界中での命名を一定したいから自分の命名法を使わないかという勧誘が盛(さかん)に来る...
中谷宇吉郎 「雪雑記」
...たいてい一定した割合がある...
新渡戸稲造 「自警録」
...幾度も変った後ちに一定したものが多いが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...遊星の軌道(ブデアク)は一定した...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...それから一定した静止時代に移ったものである...
牧野富太郎 「植物記」
...我々の法律が我々の服装と同じく少しも一定した形を取りえないことである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一定した送り先があったのである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...狂女なら狂女という風に一定した……仮面に一番よくうつると同時に最も舞台効果ある服装の洗練純美化されたものを着せる...
夢野久作 「能とは何か」
...その一定した浅葱色の囚人服のためであらう...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一定した計画があり...
吉川英治 「随筆 新平家」
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