...一定した方面がある...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...この盆踊りには昔から一定した服裝があつた...
田畑修一郎 「盆踊り」
...多少とも一定した収入額を永年にわたって保証してくれるような方法を...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...茲には決して一定した同一の空間の問題の形態はないように見える...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...すでに一定した輪郭の下に...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...このなあーんまいだんぶつの音律にはおのずから一定した節があって決して出鱈目(でたらめ)ではなかった...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...そういう水位の一定した河からは...
中谷宇吉郎 「アメリカの沙漠」
...年中水位の一定した川になった...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...癖にの流行(はや)る世の中ほど理想の一定した世の中はないのであります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...一定した様式の下(もと)に表現される機会の来ない先にまた崩(くず)されてしまわなければならなかった...
夏目漱石 「明暗」
...幾度も変った後ちに一定したものが多いが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...しかしその書では何も一定した果実を指しているのではなく唯漫然と乾質の実に用いてあるのみである...
牧野富太郎 「植物記」
...或鋳型(いがた)の中に一定したという事はないために善いと思う事もあり悪いと思う事もあり...
正岡子規 「病牀苦語」
...一定した送り先があったのである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...狂女なら狂女という風に一定した……仮面に一番よくうつると同時に最も舞台効果ある服装の洗練純美化されたものを着せる...
夢野久作 「能とは何か」
...その一定した浅葱色の囚人服のためであらう...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その頃の薦僧には一定した宗服(しゅうふく)もなかったし...
吉川英治 「新書太閤記」
...小説の読者側にも日本では何か一定した小さな“小説様式”の型がきまっているように思う...
吉川英治 「随筆 新平家」
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