例文・使い方一覧でみる「一太刀」の意味
スポンサーリンク...もう一太刀で勝てるはずだったのに、手前味噌だ... 
...相手の攻撃を一太刀で返し、見事勝利を収めた...
...彼女は一太刀の切れ味で野球部のエースピッチャーを倒した...
...一太刀の斬撃で敵を倒すというのは、実際には非常に難しい技術だ...
...一太刀の技にハマった彼は、これ以上武器を変える必要がないと思った...
...また一太刀（ひとたち）...
芥川龍之介 「偸盗」
...その幽霊の顔とともに、夫人の黒髪、びん掻（かき）に、当代の名匠が本質（きじ）へ、肉筆で葉を黒漆（くろうるし）一面に、緋（ひ）の一輪椿の櫛（くし）をさしたのが、したたるばかり色に立って、かえって打仰いだ按摩の化ものの真向（まっこう）に、一太刀、血を浴びせた趣があった...
泉鏡花 「怨霊借用」
...なぜ正々堂々と名乗りを挙げて彼に膺懲の一太刀を加へなかつたか...
太宰治 「お伽草紙」
...どうせ老人の身で一太刀むくいたがさいご...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...（一太刀でもいい...
直木三十五 「南国太平記」
...（こんなことでは、一太刀も、斬らぬうちに、斬られてしまう）と、思った...
直木三十五 「南国太平記」
...一太刀浴びせたようです...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼はオネシルスの警護の士から両の肩の間を一太刀深く切り込まれたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一太刀の怨みを酬（むく）ゆることのできなかった心残り...
吉川英治 「江戸三国志」
...もし敵の一矢でも、一太刀でも、背の娘にうけたらと、それのみに心をひかれるからであった...
吉川英治 「三国志」
...何者とも知れぬ敵に一太刀薙（な）ぎられた左の脚の関節部だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...利右衛門が一太刀下（おろ）せば...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...新手（あらて）をかえてこれだけの者が一太刀（たち）ずつかすッても...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...武蔵の死骸へ一太刀恨んで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...膝の関節を一太刀斬られていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...抜打ちに一太刀行くべきであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...まだ一太刀も下（くだ）していない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一太刀に斬るのは易（やす）いが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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