...彼女の家に行ったら、彼女の父親が怒って一大事になった...
...子供が泥水を飲んでしまい、一大事になった...
...会社のプロジェクトで失敗したら、一大事になるかもしれない...
...イベントの準備が遅れて一大事になった...
...大雪で道路が寸断され、交通が一大事になっていた...
...自己および自己の生活を改善するという一大事を閑却してはいないか...
石川啄木 「弓町より」
...有体に言うと今の文人の多くは各々蝸牛の殻を守るに汲々として互いに相褒め合ったり罵り合ったりして聊かの小問題を一大事として鎬を削ってる...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...それはまことに由々しき一大事...
海野十三 「新学期行進曲」
...いま風邪ひいたら一大事や...
太宰治 「パンドラの匣」
...そして奥の院のほとりにでも柴の庵を結んで一大事の修行をしようと...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...生死の一大事を忘れてはゐないけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...自分には一向に一大事のごとく感ぜられないで...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...いよいよ和戦いずれにか決せねばならぬという国家の一大事になっていたのであるが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...なるほど一大事突発のようではあるけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
......
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...これは一大事というように騒ぎはじめるのである...
火野葦平 「ゲテ魚好き」
...(c)いよいよ一生の一大事に突進しようとするそのときにのぞんで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...此の一大事実を認めた以上は...
横光利一 「新感覚派とコンミニズム文学」
...それが真底のお心なら一大事と...
吉川英治 「三国志」
...事実宮方のうごきだとすれば一大事である...
吉川英治 「私本太平記」
...待たせてあるクロが飛び去っては一大事と...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あるいは一大事になるかもしれぬ」「なんだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...いわんや生死(しょうじ)の輪廻(りんね)を切る一大事が...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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