...また偉大なるカッツェンエレンボーゲン家の一員として...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...また人類の一員として...
石原莞爾 「新日本の進路」
...同盟の一員として判らなければ...
海野十三 「空襲葬送曲」
...突然皇居御造営について私もその事に当る一員として召し出される旨の命令を受けて...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...家族の一員としての隷属から...
戸坂潤 「社会時評」
...自分自身を民衆の一員として自覚し覚悟しなければならぬというモラルの問題にもなるが(実際生活上の問題としては文化人が市民としての生活擁護の社会的地盤を造るということにもなるが)...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...各社会人が又国家の一員としての資格に於て初めて人間なのだからである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...文士小説家が社会の一員として認識せられた事もこの新現象の中に加へべきものであらう...
永井荷風 「来訪者」
...お延はついに社交上の一員として相当の分前(わけまえ)を取る事ができなかった...
夏目漱石 「明暗」
...マリア・テレジアの別荘に合唱団の一員として伺候し...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その最も小さな一員として...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...此の私も一員として加っている...
松永延造 「職工と微笑」
...因縁浅くない故宮城長五郎氏夫人宮城たまよが主要な一員として参加しているのである...
宮本百合子 「石を投ぐるもの」
...何か生産的な集団の中に目立たぬ一員として参加し...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...文学ウダールニクの一員としてやって来たとする...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...その一員として列席しておいでになったのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...滝口の武者の一員として...
吉川英治 「私本太平記」
...われわれは日本民族の一員として...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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