...今回の謝恩会には、各学科から一名代表者を推薦していただくことになっています...
...「密航者は一名かと思ったら...
海野十三 「断層顔」
...七ヶ村の者十一名にござりまする」と丹那の庄屋が一同を代表して答えた...
江見水蔭 「丹那山の怪」
...これは硫黄をとっているためであって一名硫黄山というそうである...
高浜虚子 「別府温泉」
...大正初年に於ける土の文学の一名著として已に七十四版を重ね...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...各一名の代表者を出して討議した後これを決定しようというのである...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...一刻も早く使者として遺すための一名のジヨーカーを抜き出すべく...
牧野信一 「女に臆病な男」
...小野蘭山(おのらんざん)の『大和本草批正(やまとほんぞうひせい)』(未刊本)には万年松(玉柏ノ一名ナリ) 玉柏ハ日光ノ万年グサ一名ビロウドスギト云石松ノ草立ナリ此ニ説ク形状ハ高野ノ万年グサ物理小識ノ千年松ナリ諸山幽谷ニ生ズ高野ヘ至モノ必ラズ釆(トリ)帰ル山下ニテモ此草ヲウル其状苔ノ如シ高一寸許葉スギゴケノ如シ数年過タルモ水中ニヒタセバ新ナル如シと述べてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...元来売子木とはアカネ科に属するサンダンカ(学名 Ixora chinensisLam.)の事で一名山丹とも称し...
牧野富太郎 「植物記」
...『本草綱目』には巨蟒(きょぼう)一名鱗蛇(りんじゃ)と見えて...
南方熊楠 「十二支考」
...一名聖(セント)ジョージの馬ともいいこの菩薩は毒竜退治で名高い...
南方熊楠 「十二支考」
...公孫は、初めのうち、さてはこの辺の郷士かとながめていたが、そういう三名の中に、一名だけ、どこかで見覚えのある気がしたので、思いよりのまま試みに、「もしや貴公は、劉備玄徳(りゅうびげんとく)どのには非ざるか」と、訊ねてみると、「そうです...
吉川英治 「三国志」
...ときに一名、ねがわくは臣これに当らん、と進んで起った者がある...
吉川英治 「三国志」
...すぐ一名の武者が...
吉川英治 「私本太平記」
...てまえが無二の腹心とする老臣一名...
吉川英治 「新書太閤記」
...……おつぎの隅にまだもう一名...
吉川英治 「新書太閤記」
...もう一名は福間彦右衛門とよぶ大剛の武士である...
吉川英治 「新書太閤記」
...同夜の獲物は、この二人限(き)りだったが、うち一名でも、警戒網を洩れて、その目的が成功していたら、信長の死は、即日毛利方へ知れていたわけである...
吉川英治 「新書太閤記」
...這奴(しゃつ)の前へ突き出しておやんなさい」「こころえた」劉高はすぐ閣外からべつなもう一名の縄付を引っ立てて来た...
吉川英治 「新・水滸伝」
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