...融合統一力の依て起る神意を考うべきである...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...一力に於ける漱石は遂に出ぬように存じ候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...一足さき京都に来ていた知白君と一緒に一力に舞子の舞を観て『風流懺法』を書いたのであったが...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...都踊時分の一力は何時も客が満員であると聞いていた...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...私たちはその夜は此の十三歳の二人の少女と共に此の一力の一間に夜を更かしてそのまま眠って了(しま)った...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...一力の婢が二人提灯を点けて送ってくれた...
田中貢太郎 「とんだ屋の客」
...今一人の一力の婢と並んで歩いていたが...
田中貢太郎 「とんだ屋の客」
...田舎芝居の書割(かきわり)を思い出させる「一力(いちりき)」や...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...ただ大宴会となると一力でやることになっていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...やがて今や登場の一力士に近寄って耳打ちをして...
中里介山 「大菩薩峠」
...一力(ひとりき)み道庵が力みますと...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...その料理店の名はたしか一力(いちりき)とか云いました...
夏目漱石 「中味と形式」
...祇園の一力亭へ連れて行かれる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...根強い思索の統一力が欠けてゐはしないでせうか...
三木清 「消息一通」
...はっきりとした美しさの現れるためには欠くべからざる集注力、統一力、ひっぱる力...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一力、すみ屋なんて、醤油で煮しめたみたいな艶が、底光りにびかびかしてるよ...
横光利一 「旅愁」
...一力まで侵入したのだから純然たる玄人の廻り方だと主張した...
横光利一 「旅愁」
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