...一切経を読破することが彼の人生の目標だ...
...彼女は一切経を軽んじることなく、真剣に読んでいる...
...一切経を研究するために、彼は日々努力している...
...彼は一切経を手に入れてから、人生が変わったと感じている...
...一切経に興味のない人にとっては、難しい本かもしれない...
...あそこには名高い鉄眼和尚の一切経の木板が遺つてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...「一切経の印行を思ひ立つた坊主でございます...
薄田泣菫 「茶話」
...それを字義通りに大切にするために佛が滅せられた年の七月に大迦葉が五百の仏弟子を集めて一切経を結集したのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...そこで紀元前八年頃に一切経を文字に書き残しました...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...向うで一切経だといっているものは一冊もきておりませぬ...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...これが全一切経の根本になります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...即ち一切経は宋の時代になると翻訳時代は終って刊行時代となった...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...だんだん日本軍の進むに従って出先の山懸参軍にその事を申し送り一切経収容のことを希望された...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...因果経という本は奈良朝にそれくらい行われておったにも係らずそれが一切経の中に入れてない...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...実は私が一切経を出版しますことを初めて決心しましたのはその時であります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...一切経はお寺へ属すべきものであるからというのです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...鶴岳宮の一切経会...
太宰治 「右大臣実朝」
...一切経を開いてその道を求めんと繰返し読むこと五返...
中里介山 「法然行伝」
...大仏殿の経蔵には七世紀のはじめに版行した西蔵語訳のカンジュール(一切経)をはじめ...
久生十蘭 「新西遊記」
...甘珠爾(勅命訳一切経)は「経」ではなくて「仏」なのだ...
久生十蘭 「新西遊記」
...一切経を拝むために...
久生十蘭 「新西遊記」
...山の西塔(さいとう)に一切経蔵(いっさいきょうぞう)を建立(こんりゅう)した...
吉川英治 「親鸞」
...一切経の出版という如き大事業をさえもなし遂げている...
和辻哲郎 「鎖国」
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