...一切のものは變化する...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...いまほとんど一切のものについて疑い...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...但一切のもの実は大能掌裡の筋斗翻(とんぼがえり)に過ぎぬので人々皆通天の路あることを信ずるの一念は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...並びに夫と直ちに一つではなくても夫に基く限りの一切のもの...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...理解される限りの一切のものは性格を有つ...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...制服という文化の内へは一切のものが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...空間が他の一切のものから区別される空間らしさがあるのである...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...斯かる一切のものが何の役に立つか...
豊島与志雄 「情意の干満」
...一切のものを欲情した...
萩原朔太郎 「宿命」
...」美しいお千代さんの束ねた髪に、白く埃がつもっているのを見ると、街の華やかな、一切のものに、私は火をつけてやりたいようなコウフンを感じてくる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...耕作者の食物以外の一切のものを支払う基金であることを認めても...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...与えられた一切のものを模写することは不可能であり...
三木清 「哲学入門」
...過去現在未来における一切のものがそこから生じ...
三木清 「哲学入門」
...そして私の自己意識のやうに明晰判明に知られる一切のものは眞でなければならぬ...
三木清 「認識論」
...それは理論的に言えば一切のものの根源たる一つの理念である...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
...自分は一切のものを捨てるのみならず...
和辻哲郎 「鎖国」
...彼らは官能的なる一切のものを無限の感情によって凝視し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...いわんや一切のものの根源たる究竟の真理を文化体系に服属せしむるのではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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