...一再考慮した結果、その案は没になった...
...彼女が一再び私に話しかけてきた...
...彼の弁明は一再び聞くに耐えなかった...
...今回は一再度その手順を教えてもらえますか?...
...一再申込みしてもらえますか?...
...此(こ)の間(かん)金解禁(きんかいきん)の計畫(けいくわく)をしたのは一再(さい)に止(とゞ)まらなかつたが...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...――私は一再ならず...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...これは一再ならず僕には有効であったものである...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...すでに一再に止(とど)まらざりけるなり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...我に語りしことも一再ならず...
西村陽吉 「遥かなる憧憬」
...既に一再に及びぬ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...彼の他の作品でも一再ならず出くはすのですが...
牧野信一 「『ユリイカ』挿話」
...続随子(小野蘭山筆)秋海棠私はこれまでに秋海棠が日本に自生していると聞かされたことが一再ではなかった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これは誰にも一再ならず迫つてくる實感であらう...
三木清 「人生論ノート」
...これは誰にも一再ならず迫ってくる実感であろう...
三木清 「人生論ノート」
...自分の得ている仕合わせについて感じることは一再でないけれども...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もちろん俺が斬ってやろうと一再ならず思ったが...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...このように冴えない・不吉な・顔色や顔つきを示すことも一再ならずあったが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかし一再ならず...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...「はてな?」と思わせられた例は一再でないし...
吉川英治 「私本太平記」
...――この出来すぎているほどな子を、父後醍醐も、はじめは、帝血にめずらしい俊豪な獅子児と、ほこりにしておられたのだが、近ごろはまったく、手におえぬ者と、一再ならず、持て余していたところなのである...
吉川英治 「私本太平記」
...内輪の議論となったことも一再でない...
吉川英治 「私本太平記」
...ふと生命の戦慄に足もすくんでしまうことは一再でない...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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