...そうめんを茹でる時に、分一入れることで麺がきれいに茹であがる...
...振り向きもせずに一入(ひとしお)うなだれてしまったが...
有島武郎 「或る女」
...一入(ひとしお)日本民族に近い親類否(いな)純粋なる大和民族という事になる...
伊波普猷 「土塊石片録」
...近頃一入感じている次第でございます...
上村松園 「昔尊く」
...一入(ひとしお)女振を上げて見せて...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...一入(ひとしお)目立って光るのであった...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...哀れも一入(ひとしほ)深草の里と覺ゆるに...
高山樗牛 「瀧口入道」
...殊に其の男が鬼になった時の騒々しさ賑やかさは一入(ひとしお)で...
谷崎潤一郎 「幇間」
...傳言秦始皇遣二方士徐福一將二童男女數千人一入レ海(中略)所在絶遠...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...今日は一入(ひとしお)変である...
夏目漱石 「虞美人草」
...美しさは反(かへ)つて一入(ひとしほ)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...美しさは一入(ひとしお)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...室にこもつて一入春雨にぬれる箱根路の光景を想像するだけだといふ例の良人を欠く心持を春雨に托し病に托し情景相かなはせた歌だ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...過ぎし昔の物語も吾々には自(おのず)から一入(ひとしお)の興味あるべし...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...日本の國に居るよりも外に出て居る其人達の身には一入強く感ずるものである...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...ウワバミ元気にあてられる度も一入(ひとしお)であったのでしょうが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...西洋人は植物から取るこの天然藍に一入(ひとしお)感じ入るようであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...もう残りすくなになっているせいで御座いましょう……とそう思いますと貴方様のお顔が一入(ひとしお)おなつかしく...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...鷲盗(わしぬす)み一入口も窓(まど)も閉めきってあるので...
吉川英治 「神州天馬侠」
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