...じっとその心を制(おさ)えて一休みすることにする...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...お前さん方――ここで一休みするかわりに...
泉鏡花 「瓜の涙」
...一休みすると少しは好くなったが...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...必ずここで一休みする...
太宰治 「富士に就いて」
...そのまゝ同行して橋袂の店で一休みする...
種田山頭火 「其中日記」
...僕は一寸一休みするつもりで...
豊島与志雄 「道連」
...一休みするのがきまりでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...やがて適宜に鋏を入れて顔剃りを了へると、一休みする...
原民喜 「四月五日」
...一休みすると、六時から「研辰」一と通り立ったが、どうも原作の方が数倍面白かったやうだ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一休みすると伊東を連れてアラスカへ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一休みすると座へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一休みする余裕ができた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...漸く橋のあたりまで達すると胸を撫でゝ一休みするのが常だつた...
牧野信一 「籔のほとり」
...そこでたのしく一休みするところを読みました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...ほんの一休みするつもりで木蔭に横になったが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...途中(とちゅう)で一休みするために...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...一休みする間もなく各自(めいめい)に...
夢野久作 「狂人は笑う」
...彼等は蠶が濟んで一休みすると直ぐまた稻の收穫にかゝらねばならぬので...
若山牧水 「樹木とその葉」
便利!手書き漢字入力検索