...じっとその心を制(おさ)えて一休みすることにする...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...そこらで一休みしましょうか」お千代の暢気は果てしがない...
伊藤左千夫 「春の潮」
...』ここらで私たちも一休みしましょう...
太宰治 「女の決闘」
...どこまで行ったら一休み出来るとか...
太宰治 「風の便り」
...ちょっと一休み横になると言い出した...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...一休みの後河原を見にゆきたいといふと...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...それから鳥鍋へ行って夕食し、帰って一休み...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...やれ/\と一休み...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それから一休み、次の「青春音頭」これが又五時間以上もかゝり、女装したまゝで大くたびれ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...鎌倉園で一休み、六時に又、日本茶館へ集り、去年も行った鎌倉山の高島氏の別荘へ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一休みすると、「春のサーカス」新しいものだから暇がかゝる、これで夜があけちまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...宿へ引あげて一休み...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その停車場で一休みして行こうと思った菜穂子は...
堀辰雄 「菜穂子」
...――そんなところで一休みして...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...一休みしてゐる間に忽ち輝かしい朝陽が溢(あが)つて...
牧野信一 「山を越えて」
...これから四マイル(約六キロ)ユッセルまで一休みもしないで行かなければならないのか...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...こんな様々の感想をもって、一休みして、夕飯に下りたら島田から速達が来ています、何だろう、と云ってあけたら、「本日は至急御通知することが出来ました」という冒頭で、達治の嫁がきまり、先方はいそがしくもあるし七日以後にと申しますが、当日の式服だけでよいからということにして、お客は秋になってすることにし、式を六月六日に挙行...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「長十郎はちょっと一休みすると言うたが...
森鴎外 「阿部一族」
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