...』ここらで私たちも一休みしましょう...
太宰治 「女の決闘」
...この峠の頂上で一休みして...
太宰治 「富嶽百景」
...そのまゝ同行して橋袂の店で一休みする...
種田山頭火 「其中日記」
...おれの方もこれで一休み休むことにするかな...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...一休みしている二人の人夫を見ながら「死体を...
直木三十五 「南国太平記」
...一見すれば極めて古怪なる妖魅(ようみ)の集(つど)い――彼等は、拍子に合わせて、さんざんに踊ると、赤頭(あかがしら)に猩々(しょうじょう)の面をかぶったのが、「いかにおのおの方、大儀に覚え候(そうろう)ぞ、一休み致して、また踊ろうずるにて候ぞ」謡(うたい)がかりの口調でいうと、「畏(かしこ)まりて候なり」一同が踊りをやめて休息に入る...
中里介山 「大菩薩峠」
...けっきょく無事札幌に着いて、このグリーンランドの氷は、目下北大の低温室の中で、一休みしている...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...済んで一休みして「楽天公子」これは舞台でやってみると案外やりよさゝうだ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一休みしてから、吉川英治・石黒・松井を誘って本みやけへ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...宿へ引あげて一休み...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...部屋で一休み、十時半頃より舞台稽古、序幕から...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一休みいたして――」「…………」「烏金丸の調合に取り掛るといたしませう...
牧野信一 「毒気」
...五月三十日〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕五月三十日 第三十五信ここで一寸一休み...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...午後一休みして太郎を見たら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ご免をこうむってちょっと一休みいたしましょう」こう言って長十郎は起って居間にはいったが...
森鴎外 「阿部一族」
...誰でも休む頂上で一休みし...
柳田国男 「故郷七十年」
...喫茶店で一休みをすれば...
山川方夫 「恐怖の正体」
...そこに一休みしていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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