...じっとその心を制(おさ)えて一休みすることにする...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...一休みして寶兒が睡りについたのを見て歩き出すと...
魯迅 井上紅梅訳 「明日」
...畑の中に長々と両足を投げ出して一休みしている人々もあった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...ぜいぜい咽喉(のど)を鳴らしながら一休みしていると...
太宰治 「新樹の言葉」
...そこで一休みしてから引返して来た頃には...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...一休みしようじゃあ...
直木三十五 「南国太平記」
...とある松原の中で一休みした時には大分くたぶれたらしく秋の日脚が傾きかゝつて来たにも気がつかず...
永井荷風 「畦道」
...ともかくもこの立場(たてば)へ一休みはするだろうと期待していると...
中里介山 「大菩薩峠」
...ねころびながら画の本でも見て一休みしないことにゃとてもまた出掛けるなんていう元気はないからな...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...上衣をぬいで一休みするからね!」主婦は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...やれ/\と一休み...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...熱海へ下りて一休みしようといふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一休みしてゐる間に忽ち輝かしい朝陽が溢(あが)つて...
牧野信一 「山を越えて」
...帝国ホテルで一休みしたと思ったら...
三浦環 「お蝶夫人」
...そこでたのしく一休みするところを読みました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...おそばをたべて一休みしに二階へあがろうとしたら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この草内(くさち)に留まって一休みしたのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...手間取っているに違いない」「ここらで一休みしていようか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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