...彼女の父親が戦争の一代記を語ってくれた...
...この小説は、一族の一代記を描いた作品です...
...彼は、スポーツ選手としての一代記を持っている...
...私の父は、自分自身の人生を一代記として残したかった...
...一代記として名を残すような業績を残すことができればと思っています...
...同時に二人の女に縺(もつ)れ合う恋の三(み)つ巴(どもえ)の一代記でもあった...
内田魯庵 「最後の大杉」
...即ち『吸血鬼』一代記に相違ないのである...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...犯人マイクル・ペンディーンが獄中でしたためた彼の一代記である...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...佐倉宗吾郎一代記という活動写真を見たのは...
太宰治 「父」
...初めの半分はオラーフ・トリーグヴェスソンというノルウェーの王様の一代記で...
寺田寅彦 「春寒」
...(四十年二月)公爵 近衞篤麿近衞篤麿一代記の序言近衞篤麿公の名が世に出でたるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...(四十年二月)公爵 近衛篤麿近衛篤麿一代記の序言近衛篤麿公の名が世に出でたるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...実に彼れの一代記の序言たる可き意義を有せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それには八幡太郎義家や義経や義仲などの一代記があった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...(訳者曰くこれ日蓮上人一代記八枚続の中(うち)佐渡ヶ島の図の事なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...山岡屋没落の一代記をお話し申すことに致しましょう」七兵衛は気味の悪い紙屑買いと思いながらも...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは最初の発端(ほったん)にまで遡(さかのぼ)っての一代記にならないわけにはゆきません...
中里介山 「大菩薩峠」
...「乃木大将一代記」なる映画は今以てハツキリと覚えてゐる...
中原中也 「金沢の思ひ出」
...乃木さんの一代記八千ぐらいにまとめてやればどうやろか...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...のみならず明治の女芝居は全く粂八の一代記みたいなもので終始したわけです...
山本笑月 「明治世相百話」
...ぼくの守り神の聖フェオドル・ストラチラートの一代記を...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
...内容は、武田信玄の家法、信玄一代記、家臣の言行録、山本勘助伝など雑多であるが、書名から連想せられやすい軍法のことは付録として取り扱われている程度で、大体は道徳訓である...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...信玄の一代記にしても...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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