例文・使い方一覧でみる「一人っ子」の意味

...結局は一人っ子の苦労以外の苦労はあまり知らずに育ってしまったのだ...
壺井栄「一つ身の着物」

...一人っ子の嘆きがいつもあった... 一人っ子の嘆きがいつもあったの読み方
壺井栄「一つ身の着物」

...「僕が一人っ子だってこと... 「僕が一人っ子だってことの読み方
豊島与志雄「孤独者の愛」

...君だって……一人っ子なんだろう... 君だって……一人っ子なんだろうの読み方
豊島与志雄「孤独者の愛」

...一人っ子などと、私たちは下らないことを言ったものだが、どちらも顔を紅らめたのがいけなかった...
豊島与志雄「孤独者の愛」

...一人っ子であるアロアを深く愛していました... 一人っ子であるアロアを深く愛していましたの読み方
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー　Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳「フランダースの犬」

...芳江（よしえ）というのは兄夫婦の間にできた一人っ子であった... 芳江というのは兄夫婦の間にできた一人っ子であったの読み方
夏目漱石「行人」

...よそから貰（もら）い受けた一人っ子として... よそから貰い受けた一人っ子としての読み方
夏目漱石「道草」

...物持ちの一人っ子らしい我儘者（わがままもの）で... 物持ちの一人っ子らしい我儘者での読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...一人っ子の万吉にも継（まま）しい仲だったのです... 一人っ子の万吉にも継しい仲だったのですの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...一人っ子に死なれたという... 一人っ子に死なれたというの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...どうぞ続けて」「僕は一人っ子です... どうぞ続けて」「僕は一人っ子ですの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「煉獄」

...代々一人っ子が続いて... 代々一人っ子が続いての読み方
柳田国男「故郷七十年」

...登は保本の一人っ子だったが... 登は保本の一人っ子だったがの読み方
山本周五郎「赤ひげ診療譚」

...――私は一人っ子だ... ――私は一人っ子だの読み方
山本周五郎「五瓣の椿」

...第二が一人っ子であまやかされているということでも聞いたのだろう...
山本周五郎「はたし状」

...一人っ子でしたから」康二郎は黙った... 一人っ子でしたから」康二郎は黙ったの読み方
山本周五郎「ひとでなし」

...「でも久兵衛はおらの一人っ子ですがな」「心配するな... 「でも久兵衛はおらの一人っ子ですがな」「心配するなの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

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