...一乗院の好専(こうせん)なる法師が...
吉川英治 「私本太平記」
...南都一乗院(いちじょういん)で門主(もんず)をしていた覚慶(かくけい)である...
吉川英治 「新書太閤記」
...境内の一乗院が、彼のいる室と定(き)められた...
吉川英治 「親鸞」
...一乗院の窓から見ていた...
吉川英治 「親鸞」
...雪に埋った一乗院の窓からは...
吉川英治 「親鸞」
...「一乗院が帰山したというが...
吉川英治 「親鸞」
...一乗院までには、もう一つの峰をめぐらなければならない...
吉川英治 「親鸞」
...太夫房覚明は、あたりの草むらや樹蔭をなお入念に見まわしながら、「いずこの房の者か、卑怯な法師輩(ばら)じゃ、学問の上のことは、当然、学問をもって反駁(はんばく)するがよいに、公(おおやけ)の講堂では論議せずに、暴力をもって、途上に、範宴どのを要して、無法なまねをいたすとは、仏徒のかざ上(かみ)にもおけぬ曲者(くせもの)、まだどんな、卑怯な振舞いをせぬとも限らぬ、一乗院まで、お送りして進ぜよう」そういって、彼は先にあゆみだした...
吉川英治 「親鸞」
...六やがて無動寺(むどうじ)の一乗院へたどりついた...
吉川英治 「親鸞」
...一乗院まで来ると...
吉川英治 「親鸞」
...翌年の夏までを一乗院の奥に送っていたが...
吉川英治 「親鸞」
...一乗院の玄関へふいに立った彼のすがたを迎えて...
吉川英治 「親鸞」
...奈良興福寺の一乗院主であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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