...薦の葉を一またぎ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...彼はゴム靴の海を一またぎで躍り越えて往来へ飛び出した...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...一またぎぐらいしか無いその橋を渡り終り...
田中貢太郎 「女の首」
...警部は一またぎで部屋の真中に踏みこんだ...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...ただ一またぎで越えられる生籬だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...行徳なら市川からは一またぎだ...
永井荷風 「にぎり飯」
...いずれも飛べば一またぎの飛石になっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...一またぎで越えると...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...それを軽く受けて一またぎの土間を抜けるのであった...
本庄陸男 「石狩川」
...彼らが一またぎで跳び越えたほど簡単には進まないのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...一またぎにとびこんで来た...
本庄陸男 「石狩川」
...びっくりして飛びすさった子供の隙間をまったく一またぎに跳ねこえて...
本庄陸男 「白い壁」
...流れも一またぎ!ちよいと...
牧野信一 「センチメンタル・ドライヴ」
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