...何一つ口に出しては云えなんだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...折柄の朝日に葉が一つ一つキラキラと光る松の葉越しに...
谷崎潤一郎 「細雪」
...和服の時は寒中でもシャツを着けないのを身だしなみの一つにしている彼は...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...なお面白いのは一つ一つの煙の団塊の変形である...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...一つの社会に対して...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...丁度(ちやうど)軍隊の整列若(も)しくは舞台に於ける並大名(ならびだいみやう)を見る時と同様で一つ/\に離して見れば極めて平凡なものも集合して一団をなす時には...
永井荷風 「水 附渡船」
...その一つに眼を止めると...
中谷宇吉郎 「海底の散歩」
...それも一つの自然現象である...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...その中でこのような種類の研究に起りやすい例の一つとして考えられるのは...
中谷宇吉郎 「鼠の湯治」
...「これはいけない」舌打を一つ...
野村胡堂 「悪人の娘」
...殺されたお千勢よりは一つ二つ若く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...日に輝やいてゐる一つの義(ただ)しき存在を...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...房髪(チューブ)脳天に剃り残した一つまみの房毛で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...そしてこれは今も私が人に勸めたい本の一つである...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...すべて一つの大きい必然の動きが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(一つつまむ)木山 (友吉に)あなたも...
三好十郎 「その人を知らず」
...他人の使用しない言葉の一つも知っていることが...
柳田国男 「故郷七十年」
...一つ御免蒙って御神輿(おみこし)を卸(おろ)してみよう...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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