...たった一こまもとれていないのかい...
海野十三 「恐竜島」
...その一こま一こまを虫めがねで見ながら...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...赤いえのぐを一こまずつ...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...例の一寸法師が隠れた一こまに...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...これは人類の歴史の正常な一こまである...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...一こま二秒を限度としているので...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...一寸かめらにでも収めたい一こまであつた...
長谷健 「天草の春」
...自我への屈従にまで陥落し去るものきみらは自由の歌を愛欲の替台辞(ヴァリエーション)で歌ひ×××組織を×××ぬ剣をもて遂げようとする時の潮がどんなにわれらに辛かろうとほうはいたる勝利の歌を響かしめえぬ聾いたる耳殻をして広らかにうち開らかしめ死と幽囚の一こま/\を強く――蒼鉄の大空にまでわれらの精神の鋼条と爽かな自負をもて貫かしめよ!」今夜の食事を――この椀に何度目...
槇村浩 「長詩」
...産婆のいかがわしい生活の一こま...
宮本百合子 「「愛怨峡」における映画的表現の問題」
...歴史の一こまを前進させるという人類の最も高貴な事業が...
宮本百合子 「結集」
...その理性を試しつつ進展させて来た社会の歴史の一こま一こまに...
宮本百合子 「現代の主題」
...何もかもが家族のものの仕組んだ狂言の一こまとなるにすぎませんでした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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