例文・使い方一覧でみる「ヶ所」の意味


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...水は三ヶ所へ落ちて居るに係らず...   水は三ヶ所へ落ちて居るに係らずの読み方
伊藤左千夫 「水害雜録」

...三四ヶ所の火の手が上っていた...   三四ヶ所の火の手が上っていたの読み方
海野十三 「空襲葬送曲」

...一ヶ所だけガラスの破れた窓に...   一ヶ所だけガラスの破れた窓にの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...一ヶ所に腰をすえている人は見当らなんだ...   一ヶ所に腰をすえている人は見当らなんだの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...大なる爆藥工場を十五ヶ所に經營するに至り...   大なる爆藥工場を十五ヶ所に經營するに至りの読み方
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」

...鋏(はさみ)の音(おと)が二三ヶ所(しよ)で...   鋏の音が二三ヶ所での読み方
夏目漱石 「門」

...かかりし程に、所領一ヶ所に、四五人は給主付く、国々の動乱止む時なし」)故に武人の功労全く無効となりて、其利は、白面の人に奪はれたり...   かかりし程に、所領一ヶ所に、四五人は給主付く、国々の動乱止む時なし」)故に武人の功労全く無効となりて、其利は、白面の人に奪はれたりの読み方
蜷川新 「天皇」

...それに夜に數ヶ所から數人の手で火を發することも考へられません...   それに夜に數ヶ所から數人の手で火を發することも考へられませんの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...二三ヶ所突かれた上(うへ)袈裟掛(けさがけ)に斬られて死んで居るし...   二三ヶ所突かれた上袈裟掛に斬られて死んで居るしの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...二階に登る梯子段(はしごだん)は前後に二ヶ所...   二階に登る梯子段は前後に二ヶ所の読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...肩一ヶ所だけに泥や破れがあるのは受取り兼ねることで御座います――が最初死體を見た時は差し障(さは)りがあつて私は申しませんでした...   肩一ヶ所だけに泥や破れがあるのは受取り兼ねることで御座います――が最初死體を見た時は差し障りがあつて私は申しませんでしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...まだ二ヶ所あるんだ...   まだ二ヶ所あるんだの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...平次は此處を宜い加減に切り上げて、二丁目までの途々、二ヶ所の辻番と、一丁目の町木戸に訊いて見ましたが、源左衞門は、表通りを避けて、ゆつくり歩いた樣子で、どちらも氣が付かなかつたといふのです...   平次は此處を宜い加減に切り上げて、二丁目までの途々、二ヶ所の辻番と、一丁目の町木戸に訊いて見ましたが、源左衞門は、表通りを避けて、ゆつくり歩いた樣子で、どちらも氣が付かなかつたといふのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...八十八ヶ所めぐりのスタンプ帳を売っている所なぞ...   八十八ヶ所めぐりのスタンプ帳を売っている所なぞの読み方
林芙美子 「貸家探し」

...漁師どものうち、其村出生の者、先達(せんだつて)、村に立帰りし時、彼の島といふは、五穀豊饒、魚貝鳥獣多く、日本のやうに不自由することあらじ、一村のこらず引越すならば、主人、地頭と言ふも居らぬゆえ、頭を抑へられる事なし、安楽世界とは、彼の島の事ならんなどと言ひしよしなるが、一村を挙げて欠落したるところより推せば、漁師どもの話に釣られ、その島に行きしものならんと「風聞雉子声」に見えたり、田中市太夫、深志甚十郎、七尾仁兵衛上書一、依御下命、文政丙戌九年十月二日、閉伊郡釜石、藤代長右衛門船にて北郡大湊を開帆、同十五日朝、八丈島、同十八日青ヶ島、鳥島を見過し、同月廿二日、八丈島の南三百里の処にて御申聞せ候無人島に行当り申候一、島之模様、十七八里程廻りの島一ツ一、十二三里程廻りの島一ツ一、廻り一里、二里、三里程づつの島十五程御座候一、猶、右之島々より南三十里ほどの処に、廻り十七八里、廻り十四五里の島四ツ一、十七八里程の島の高さ、伊豆大島の山より稍々高き程、湊(みなと)に可成所一ヶ所、西南に向ひ、広さ三町程、船二三十艘も繋ぎ可申、深さ干潮にて二尋、満潮にて四尋斗一、右十七八里程之島、田地に成可二町四方程の平地一ヶ所、切畑に成可一町四方程の平地、四五ヶ所も有之、人居申様子見えず、住荒したる体も御座無、天然無人の島と相見え申候一、右之島、山の谷々より水の流れ沢山に御座候、川の広サ二三間程、小石多く、浅き川に御座候一、端舟にて廻り見申候処、十四五、十二三里までの島々には、いづれも湊一二ヶ所づつ、水の流も有事、一町四方より四五反まで平地、一二ヶ所づつ一、二三里廻りの小島十四五斗、共に平地御座無、船繋に可成申候処相見へ不申一、以上之島、何れも無人島にて、大木生茂り、魚色々見申候、獣之類は御座無候か見合不申候右之島々に在之木之分一、蘇鉄 一、しゆろ 一、かしはの木一、みさぎ 一、桑の木 一、むくろじ一、朴 一、蛇紋木一、いづれも二抱三抱程の大木にて、棕櫚も林程多く御座候、磯とべらに幹廻り高さ十三尋程、茗荷の葉の様なる大木、その他、椰子、檳榔の木の様成ルも相見え申候一、右之島にて、鳥は鶯、岩つぐみ、山鳩、五位鷺の形なる柿色の鳥、鴎に似て魚を取(とり)候鳥(とり)一、魚は黒鯛、鯔、鮫、三尺斗の海老、三尺程も有ル章魚、亀は畳一畳程も有之青海亀、瑁(たいまい)、獲立も不成程、磯海苔の間、八尋より十尋程の海中に珊瑚沢山に有之、二月三月の内は鯨夥しく通行致候右之島にて取立申候物産一、赤珊瑚 ボケと申し、枝々スキ透ル、稀品の由、根本径二寸、枝ノヒロガリ三尺余、重サ三貫目以上のもの一ツ、一、白珊瑚、桃珊瑚、一貫目ほどのもの四ツ、外に枝珊瑚、珊瑚屑、十貫程有之一、瑁(たいまい)背甲五百六十七枚、縁板千七十二枚、尤モ島ニテハ焼継、寄継不叶、背甲のまま一、古柯の葉 薬草として稀品也、十貫目以上一、蛇紋木 径六寸、丈十二尺のもの十本右物産天草島にて唐船に売渡申候仕訳一、珊瑚 総体ニテ二万五千百二十両一、瑁(たいまい)総体ニテ一万二千百両一、古柯 三千七百両一、檳榔 三百四十両一、船は於長崎売払、陸地罷帰り申候 以上文政己卯二年十二月上書(あげがき)を読み終るのを待って、久太夫が深志にいった...   漁師どものうち、其村出生の者、先達、村に立帰りし時、彼の島といふは、五穀豊饒、魚貝鳥獣多く、日本のやうに不自由することあらじ、一村のこらず引越すならば、主人、地頭と言ふも居らぬゆえ、頭を抑へられる事なし、安楽世界とは、彼の島の事ならんなどと言ひしよしなるが、一村を挙げて欠落したるところより推せば、漁師どもの話に釣られ、その島に行きしものならんと「風聞雉子声」に見えたり、田中市太夫、深志甚十郎、七尾仁兵衛上書一、依御下命、文政丙戌九年十月二日、閉伊郡釜石、藤代長右衛門船にて北郡大湊を開帆、同十五日朝、八丈島、同十八日青ヶ島、鳥島を見過し、同月廿二日、八丈島の南三百里の処にて御申聞せ候無人島に行当り申候一、島之模様、十七八里程廻りの島一ツ一、十二三里程廻りの島一ツ一、廻り一里、二里、三里程づつの島十五程御座候一、猶、右之島々より南三十里ほどの処に、廻り十七八里、廻り十四五里の島四ツ一、十七八里程の島の高さ、伊豆大島の山より稍々高き程、湊に可成所一ヶ所、西南に向ひ、広さ三町程、船二三十艘も繋ぎ可申、深さ干潮にて二尋、満潮にて四尋斗一、右十七八里程之島、田地に成可二町四方程の平地一ヶ所、切畑に成可一町四方程の平地、四五ヶ所も有之、人居申様子見えず、住荒したる体も御座無、天然無人の島と相見え申候一、右之島、山の谷々より水の流れ沢山に御座候、川の広サ二三間程、小石多く、浅き川に御座候一、端舟にて廻り見申候処、十四五、十二三里までの島々には、いづれも湊一二ヶ所づつ、水の流も有事、一町四方より四五反まで平地、一二ヶ所づつ一、二三里廻りの小島十四五斗、共に平地御座無、船繋に可成申候処相見へ不申一、以上之島、何れも無人島にて、大木生茂り、魚色々見申候、獣之類は御座無候か見合不申候右之島々に在之木之分一、蘇鉄 一、しゆろ 一、かしはの木一、みさぎ 一、桑の木 一、むくろじ一、朴 一、蛇紋木一、いづれも二抱三抱程の大木にて、棕櫚も林程多く御座候、磯とべらに幹廻り高さ十三尋程、茗荷の葉の様なる大木、その他、椰子、檳榔の木の様成ルも相見え申候一、右之島にて、鳥は鶯、岩つぐみ、山鳩、五位鷺の形なる柿色の鳥、鴎に似て魚を取候鳥一、魚は黒鯛、鯔、鮫、三尺斗の海老、三尺程も有ル章魚、亀は畳一畳程も有之青海亀、瑁、獲立も不成程、磯海苔の間、八尋より十尋程の海中に珊瑚沢山に有之、二月三月の内は鯨夥しく通行致候右之島にて取立申候物産一、赤珊瑚 ボケと申し、枝々スキ透ル、稀品の由、根本径二寸、枝ノヒロガリ三尺余、重サ三貫目以上のもの一ツ、一、白珊瑚、桃珊瑚、一貫目ほどのもの四ツ、外に枝珊瑚、珊瑚屑、十貫程有之一、瑁背甲五百六十七枚、縁板千七十二枚、尤モ島ニテハ焼継、寄継不叶、背甲のまま一、古柯の葉 薬草として稀品也、十貫目以上一、蛇紋木 径六寸、丈十二尺のもの十本右物産天草島にて唐船に売渡申候仕訳一、珊瑚 総体ニテ二万五千百二十両一、瑁総体ニテ一万二千百両一、古柯 三千七百両一、檳榔 三百四十両一、船は於長崎売払、陸地罷帰り申候 以上文政己卯二年十二月上書を読み終るのを待って、久太夫が深志にいったの読み方
久生十蘭 「ボニン島物語」

...僕だけ五六ヶ所刺されてしまふ...   僕だけ五六ヶ所刺されてしまふの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...最早(もはや)学生と見えるところは一ヶ所もない...   最早学生と見えるところは一ヶ所もないの読み方
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」

...何処か一ヶ所隙を求めて地中へ流れ込んで行つたらば...   何処か一ヶ所隙を求めて地中へ流れ込んで行つたらばの読み方
吉江喬松 「五月雨」

「ヶ所」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ヶ所」

「ヶ所」の英語の意味


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