...仏蘭西のロマンチストは自分で御座ると言つた風に...
薄田泣菫 「茶話」
...急にロマンチストになりましたね...
太宰治 「新ハムレット」
...僕も案外、ロマンチストだ、と苦笑してベッドにもぐったが、どうにも気になる...
太宰治 「パンドラの匣」
...ひとつ交渉だけをしてみていただけますまいか――それと」果然――お銀様もまたロマンチストでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この人は一種のロマンチストで...
中里介山 「大菩薩峠」
...素晴らしい浪曼主義者(ロマンチスト)になり切って居るのでした...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...却(かえ)って本質上のロマンチストがいたりする...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...またロマンチストの中にも...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...常に感じ易(やす)く情熱的なる人間浪漫家(ヒューマンロマンチスト)を指すのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...しかしながらこのロマンチストは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
......
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...――貴方は、昔の夢をなつかしがつちやいけないつて云ふけど、私と別れて、私を夢の中で見て下さるのは、貴方こそ、ロマンチストで、昔の事を忘れないつて人ぢやない? どうして、一人になつてしまつた貴方が、私と別れようとなさるのか、私には判りませんわ...
林芙美子 「浮雲」
...ペイターも案外ロマンチストに違いない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ロマンチストである...
堀辰雄 「詩人も計算する」
...かつていみじくも洩らした言葉――山男はロマンチストだ――は...
松濤明 「山想う心」
...等の日本ロマンチストたち...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一葉の時代は文学界のロマンチストたちであり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...科学者はロマンチストでなければいけない...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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