...其の「ロマネスク」という小説を書き続けて居ると...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...ロマネスクは古い...
太宰治 「『東京八景』あとがき」
...「ロマネスク」なども...
太宰治 「「晩年」に就いて」
...所收――「富嶽百景」「女生徒」「滿願」「駈込み訴へ」「女の決鬪」「走れメロス」「彼は昔の彼ならず」「ロマネスク」明治四十二年の初夏に...
太宰治 「『富嶽百景』序」
...ロマネスクという小説を書いていたころの話である...
太宰治 「満願」
...かの丸天井のロマネスクの教会風な威厳のコケ威しは...
中井正一 「図書館協会六十周年に寄せて」
...方塔が二つ揃ってどっしりしてるが装飾にはロマネスクの形式が取り入れられた所があるようだった...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...ロマネスクの詩情が溢(あふ)れている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...かつ卑俗に堕さない精神のロマネスクとを品性に支持していたためである...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...蕪村の最も蕪村らしい郷愁とロマネスクが現われている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...もはや「酒は涙か」のロマネスクや青年性は失はれて...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...見かけはひどくロマネスクだが...
久生十蘭 「だいこん」
...あなたのお話もなにかそんなふうなロマネスクな匂いがしますね」「あの復讐綺談はわたしも少年のころに読みました...
久生十蘭 「ハムレット」
...落合の邸は日本でただ一つの純粋なアングロ・ロマネスクの建築で...
久生十蘭 「ハムレット」
...アングロ・ロマネスクの建築は伸びあがったような高いスタイルにするため...
久生十蘭 「ハムレット」
...やはりそういうロマネスクな気もちにもなると見える...
堀辰雄 「木の十字架」
...こんな手紙を貴方に書いてゐる僕の方がよつぽどロマネスクかも知れませんね...
堀辰雄 「七つの手紙」
...ラジィゲの「小説はロマネスクな心理學だ」といふ言葉にアンダアラインしたいと思ひます...
堀辰雄 「室生さんへの手紙」
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